韓国でも大寒波！急な積雪でフェラーリはじめ後輪駆動の高級車が立ち往生し、ネット民が「ざまぁ」となった模様

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さて、現在日本には大寒波が押し寄せており、それはお隣の韓国でも同じである模様。

そしてソウルでは突然降った雪にて多くのクルマが立ち往生することになり、フェラーリはじめ高級車がまともに走行できなかったり、やむなく放置されている状況を「ざまぁ」と揶揄する様子がネット上にて多々見られた、とのこと。

韓国では「見栄」のために高級車が購入される

なお、以前にエントリーしたとおり、韓国においては「見栄」のために高級車やスーパーカーが購入されており、こういった高級車やスーパーカーの多くに採用されるのが後輪駆動。

そして後輪駆動車は積雪や凍結に弱いというのが定説であり、雪で立ち行かなくなった後輪駆動車を見て、おそらくはそれらのクルマを購入できなかった人、見栄でクルマを購入する風潮を苦々しく思っていた人々が「雪で動けなくなる高級車を風刺」したのかもしれません。

ちなみに多くの高級車が道路脇に放置され、翌日天気が回復した後に引き取られていった、とのこと。

後輪駆動車は雪に弱い？

そこで後輪駆動車は雪に弱いのかどうかということですが、正直「FFよりは弱い」と思います。

後輪駆動車は、後輪が前輪を押し出すという性質上、後輪にトルクをかけねばなりませんが、トルクをかけすぎると後輪が空転してしまうわけですね。

一方のFFだと、後輪駆動車ほどトルクをかけずとも発進することができるので、このあたりは「雪に強い」ということに。※五木寛之の小説でも、雪の坂道を（他のクルマがスタックする中）シトロエンのコンパクトカーがグイグイ登る描写があったように記憶

ただ、ぼくが思うのは、FFだろうが後輪駆動だろうが、「ラフなアクセル操作をすると滑るのは一緒」。

ときどき急な積雪があると、それに慣れていない人々が信号停車から発進する際、普段と同じように強くアクセルを踏んでしまい、多くのFF車が前輪を空転させている様子を見かけます。

そうなるとFFだろうがFRだろうが関係はなく、よって、ぼくは駆動方式よりも、いかにそのドライバーが慎重に運転するかどうかのほうが大切である、と考えているわけですね。

ゆっくり走れば雪の上でも滑らない

ちなみにぼくは、しばらくホンダのドライビングスクールを受講していた時期があり、その中ではスキッドパッドを使用し、意図的に凍結路とおなじ低ミュー路を作り出し、パッド上でクルマをコントロールするというカリキュラムが存在します。

その過程では、FF、FR（S2000を使用）、MR（残念ながらNSXではなく”バモス”・・・）に乗り換えて挙動の変化を体感するのですが、どこまでだと滑らず、どこからが滑るのか、そしてどうすれば滑るのかを学ぶわけですね。

そしてその際、実際に教官が教えてくれたのが「雪だろうが凍結だろうが、タイヤが4つついているクルマであれば（バイクや自転車、歩行状態と異なり）転倒することはないし、ゆっくり走れば絶対に滑らない」ということ。

よって、ぼくは急な雪や凍結に遭遇した場合、今でもその教官の言葉を思い出し、慌てず騒がず、ゆっくりと慎重に走るようにしています（おかげで、後輪駆動車でも幸いなことに滑ったことはない）。

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参照：中央日報