| 当たれば死ぬという可能性を認識していたかったのが疑問。殺そうとしたのであればなお悪い |
さて、日本ではまったく想像できないものの、アメリカでは「テスラのクルマ」ということだけで、駐車中、運転中に関わらず襲われることも。
これまでにもいくつかの例を紹介してきたものの、今回の動画はそれらの中ではもっとも悪質、そして危険性が高いもので、なんと「4発の銃弾がテスラに撃ち込まれた」というもの。
ここでその動画を紹介してみたいと思います。
単にテスラは走行中のクルマを抜いただけだった
まず、このテスラは高速道路を走行中に2007年モデルのGMCエンボイを追い越し。
ただ、その後4マイルに渡ってこのGMCエンボイはテスラを追いかけることに。
そしてなんと追い越しざまに発泡!
運転席から銃(ハンドガン)を構えてテスラに向かって4発撃ち込んでいます。
こちらが銃弾を撃ち込まれたドア。
ウインドウ昇降機能(モーター)に当たって貫通はしていないとのことで、よって運転手にけがはなかったものと思われます(そのあたり詳細は述べられていない)。
リアに当たった2発のうち1発はやはり昇降機構にて食い止められ、しかしもう一発は貫通してシートに命中。
もしフロントドアの二発が「貫通」していたら運転手に当たっていた可能性もあり、死に至っていた可能性もあるかと思います。
どう考えてもこれは「明確な殺意をもって撃った」としか考えられず(相手が死亡する可能性があることは容易に想像できる)、危険極まりない行為。
現在はこれら画像について警察が解析を進めているとのことなので、じき犯人が逮捕されることになるかと思われますが、まさに日本とはレベルの違う「あおり運転」ということになりそうですね。
なお、これらの修理費用は約85万円とのことですが、こういった事例を見るにテスラには「防弾装備」があったほうがいいのかもしれません。
来年にデリバリーが開始される予定の「サイバートラック」は防弾処理が施されたボディとウインドウを持っていて、この発表時には「防弾仕様まではいらないだろう・・・」と考えていたものの、どうやら実用的な装備として防弾仕様が求められるということになりそうです。
テスラが追い抜きざまに発砲される動画はこちら
テスラはなぜ憎まれるのか
そして上述の通り、とにかくテスラのクルマは一部の人々にとって激しい憎悪の対象となる模様。
その理由は不明ではあるものの、当初発売していたモデルSやモデルXの価格が高く、それに乗っている人々に対する願望憎悪があったのかもしれませんし、「エレクトリックカー」という、新しい乗り物について行けない人々の妬みや僻みなのかもしれません。
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なお、テスラのクルマに限らず、EV用充電スタンドをガソリン車で占拠する行為(アイシング)も問題となっているくらいなので、やはりガソリン車オーナーが、電気自動車オーナーに対してなんらかの憎しみを持っていることが大きな理由なのでしょうね。
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