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加速関連コンテンツについては、一覧性を考慮し、以下の記事へと集約しました。
最新の情報については以下の投稿をご確認ください。
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参考【最新版】0-100km/h加速ランキング最新版!上位は2秒台の争いに突入し、驚愕の「1秒台」も登場。やはりEV勢が上位を占め、現在の最速は日本のハイパーカー「アスパーク・アウル」
ガソリン車でもそろそろ2秒台前半に突入しそう スポーツカーのスペックのうち、重要な要素として「0-100km/h(アメリカだと0-60mph)加速」が挙げられますが、ここで主だったクルマの数字をピック ...
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| EVはあらゆる面において効率が非常に高い乗り物である |
さて、テスラ・モデルS/モデルXが無改造での市販車加速競争を制したことでもわかるとおり、「EVの加速は驚異的」。
さらに現在のところ0-100km/h加速における上位はほぼEVで占められており、発表済みモデルだとアスパーク・アウルの1.69秒、そして目標値ではあるもののリマックC_Twoの1.85秒、そしてテスラ・ロードスターの1.9秒へと続きます。
一方ガソリン車の「最速」タイムだとダッジ・チャレンジャー・デーモンの2.4秒、ブガッティ・シロンの2.5秒あたりが「最速」となり、大きくEVには水を開けられている状況でもありますね。
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【最新版】0-100km/h加速ランキング最新版!上位は2秒台の争いに突入し、驚愕の「1秒台」も登場。やはりEV勢が上位を占め、現在の最速は日本のハイパーカー「アスパーク・アウル」
ガソリン車でもそろそろ2秒台前半に突入しそう スポーツカーのスペックのうち、重要な要素として「0-100km/h(アメリカだと0-60mph)加速」が挙げられますが、ここで主だったクルマの数字をピック ...
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なぜEVはそんなに速いのか?
そこで今回、ハガーティが「なぜEVはそんなに速いのか」という動画をその説明とともに公開しています。
ぼくは「エレクトリックモーターは、その最大トルクを回転数に関係なく、瞬時に発生させることができるから」だと考えていたものの、どうやらそれだけではないようですね。
まず、動画ではガソリン車の「アクセルペダルを踏んでから加速に移るまで」のタイムラグについて説明。
ガソリン車の場合はアクセルを踏み、それがECU(エンジンコントロールユニット)へと伝わり、そこからスロットルを開くことに。
その後開いたスロットルからエアが流入し・・・。
そこで燃料噴射、そして点火。
ターボエンジンの場合はさらにターボラグも発生しますが、エレクトリックカーでは「アクセルを踏んだという信号がコントロールユニットに伝わってコントロールユニットがモーターへと電力を供給し、さらにモーターは瞬時に最大トルクを立ち上げる」という流れになり、これらは物理的ではなく電気的に行われるだけなので、アクセルを踏んでから駆動力が発生するまでのタイムラグがほぼゼロ、ということになります。
エレクトリックモーターのトルクは強大
加えて動画では、エレクトリックモーターのトルクの大きさについても言及しており、たとえばテスラ・モデルSの(停止状態から)発生するトルクは、ガソリンエンジンを積むランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ(1,000回転時)の約7倍。
さらにほとんどのEVはトランスミッションを持たないので伝達ロスも少なく(ただしポルシェ・タイカンはリアに2速トランスミッションを持つ)、これもガソリンエンジン登載車に比較するとかなり有利な点でもあり、いかにEVが効率性に優れた乗り物であるかもわかります。
しかしながらEVとて万能ではなく、高速走行を行なうとすぐにバッテリーが消耗してしまうという(現時点での)問題も。
その問題を解決するためにポルシェ・タイカンは「2速トランスミッション」を積んでいると考えて良さそうですが、それでも最高速度は(トップレンジのタイカン・ターボSでも)260km/hに制限されています。
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なぜEVの加速が速いのかを解説する動画はこちら
参照:Hagerty