| GRヤリスは今後「コレクターズアイテム」となりそうだ |
さて、発売以来高い評価を得ているGRヤリス。
これまでにもずっとパワフルで高価なスポーツカーにひけを取らない走りを見せる動画が公開されていますが、今回は同門「GR」の兄貴分、スープラとホッケンハイムにて競う動画が公開されてちょっとした話題に。
ここでその内容を紹介してみたいと思います。
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舞台はホッケンハイムにて
この動画はホッケンハイム・サーキットのオープンセッションを収録したものですが、まずはGRヤリスがGRスープラに追いつくところからスタート。
そこからGRヤリスとGRスープラとのバトルが始まり、ストレートではGRスープラがリードするものの、コーナーではGRヤリスが「詰める」という繰り返しとなります。
ただしGRスープラとしてもけして遅いわけではなく、周回遅れのクルマも含めて何台ものクルマをパスしてゆきます。
GRヤリスに積まれるエンジンは1.6リッター3気筒272馬力、一方でGRスープラは3リッター直6/382馬力。
そこには相当な差があるということになるものの、実際にコースに出てみるとGRヤリスがGRスープラを追い詰めるということになり、この結果には改めて驚かされますね。
当日は小雨が降る状況ではあったが
なお、当日は小雨が降っていて、FRレイアウトを採用するGRスープラにとってはやや不利な環境であり、逆に4WDのGRヤリスにとっては有利とも言える環境。
加えてGRスープラのドライバーはまだホッケンハイムのブレーキングポイントを十分に覚えていなかったとのことですが、それでもこのGRヤリスの追い上げには目を瞠るものがあり、GRヤリスの速さは明らかに「クラスを超えている」と言えそうですね。
現在GRヤリスは欧州を中心に高い人気を誇っており、その人気はある種「カルト的」とも言えるもの。
コロナ禍においては大手を振ってスーパーカーやハイパーカーに乗りにくいという環境も手伝い、「周囲の目を気にせずにそのパフォーマンスを楽しめる」ホットハッチが支持を集めている、という見方もあるようですが、これだけの高い評価を見るに、GRヤリスは今後「コレクターズアイテム」となる資質を十分に持っていると考えて良いのかもしれません。
GRヤリスとGRスープラとがホッケンハイムで競う動画はこちら
参照: GreatMotors