| 世界広しといえど、ここまでのクオリティにてトミカをカスタムできるビルダーはそう多くない |
さて、世界中にて様々なカスタムが行われるトミカですが、今回はラ・フェラーリ(No.64)をワイドボディ&パーツフル可動へと改造したユーチューバーが登場。
カスタムにあたっては様々な手法が駆使されており、ここでその内容を見てみましょう。
まずは分解と塗装の剥離から
まずはもともとの(無改造の状態の)トミカがこちら。
なお、タカラトミーは「トミカ」として自社のラインアップからフェラーリ各モデルを発売していますが、ほかスーパーカーよりもフェラーリ各モデルの出来のほうがずっとよく、それだけ(トミカは)フェラーリに対して相当な情熱を注いでいるであろうことがわかります。
なお、タカラトミーはブラーゴと提携していて、トミカとは別に「トミカプレゼンツ」というサブブランドからもフェラーリを発売しており、これを見てもやはりタカラトミー「フェラーリ好き(特別な思いい入れがある)」と捉えていいのかもしれません。
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それはさておき、動画に話を戻したいと思いますが、こんな感じでドリルを使用してボディとシャシーを分解。
トミカは両者を「ネジ止め」しているのではなく、カシメているためにこういった加工が必要となるわけですね。
各パーツを分解するとこう。
その後はお決まりの塗装剥離。
さっそく「ワイドボディ」「可動」へとカスタム開始
そして塗装を剥離した後はボディパネルの各パーツを「分離」。
糸ノコでガシガシと切断してゆきます。
そしてここからはワイドボディ化のためにパテ盛り。
あわせて各パーツを開閉可能とするためにヒンジを仕込んでゆきます。
タイヤ/ホイール、ブレーキキャリパー/ディスクにはディティールアップパーツを使用。
ざっと各パーツを仮組みするとこんな感じ。
クルマというよりはモビルアーマーみたいな印象ですね。
なお、フロントトランク内部は新たに作り直されています。
ここからボディの塗装へと移りますが、こうやって見ると「かなり広い」ということがわかります。
同時進行にてインテリア、シャシーのカスタムも。
ブレーキキャリパーはイエロー仕様。
そしてイキナリではありますが、こちらが完成状態。
ドアミラーも新造されていますね。
リアはこう。
ツインターボ化され、金メッキされたタービンやパイプ類が見えます。
サイドから見るとこう。
細部まで作り込まれているためか、単体で見るとトミカよりももっと大きなスケールであるようにも見えますね。
おそらく、肉眼で見るとその凝縮感に驚かされることになりそうです。