BMWはM3に「CS」設定？出力向上と軽量化によって「ニュル最速4ドアセダン」を目指す？

｜　G80世代のBMW M3のポテンシャルは非常に高い　｜

ここ最近のBMW Mモデルの性能呼応状は著しい

さて、BMWは「究極のM4」、M4 CSLを発売に向けテスト中ではありますが、G80世代のM3においても「CS（コンペティション・スポーツ）」を設定するとのウワサ。

現時点でBMWは「M3」「M3コンペティション」をラインアップしていますが、「M3 CS」はもちろんこの上に位置する最上位モデルとなるわけですね。

M3 CSは「4WD採用のCS」モデルに？

もちろん新型BMW M3 CSはM2 CSやM5 CS同様の手法にて最大限の軽量化が行われることになりますが、一説によると「後輪駆動ではなく全輪駆動になるのでは」とも。

M4 CSLはおそらく軽量化を追求して後輪駆動を採用するというウワサでもあり、となるとM3 CSは4WDを採用することでM4 CSLとの差別化をはかることになるのかもしれません。

なお、搭載されるエンジンについては503馬力から大きな変更はないと思われ、これは「もはや環境規制を考慮すると、これ以上のパワーアップが難しく、ちょっとのパワーアップにかかるコストがあまりに大きいため」。

実際に（Mモデルではないものの）BMWは、ここ最近の各モデルのフェイスリフトにおいて「エンジン出力を向上させておらず」、それだけ出力向上が困難だということもわかります。

BMWは「コストに厳しい」会社でもある

加えてBMWは「コストをかけるところとかけないところ」を明確にしている会社でもあり、たとえばマニュアル・トランスミッションについては、1990年代から（もしかするとそれ以前から）まったく変わっておらず、つまりここにコストを一切かけていないということですね（しかも、かつてはシフトパターンが発光したものの、新型M3では光らないようだ）。

ただ、CSと名乗る以上は、いかに軽量化を行ったとしても「馬力そのまま」では納得しない向きも多いかと思われ、加えてCS/CSLの価値を高めるためにも多少なりとも出力の向上があるとは考えています。

そのほか、もちろん徹底した軽量化に加え、サスペンションやブレーキの強化もあると思われ、もしかするとBMW Mは、現在ジャガーXEプロジェクト8の持つタイムを更新し、ニュルブルクリンクにて「セダン最速」の座を狙うのかもしれませんね。

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