【動画】まさにこのクルマは「クレイジー」！アルファロメオの究極モデル、ジュリアGTAmのレビューが登場

｜　アルファロメオGTAmはおそらく近年まれに見る「貴重なコレクターズアイテム」　｜

アルファロメオがまさかここまで思い切ったクルマを作るとは　

さて、アルファロメオは500台のみ限定となる超過激モデル「ジュリアGTA/GTAm」を発売していますが、今回は我らがShmee150氏が体を張り、ジュリアGTAｍのレポートを届けてくれています。

なお、今回同氏はアルファロメオのテストセンターがある北イタリアのバロッコを訪れていますが、車輌のチェックのほか、実際に自らステアリングホイールを握ってサーキットを走るなど、かなり「濃い」内容となっているようですね。

アルファロメオ・ジュリアGTA/GTAｍはこんなクルマ

アルファロメオ・ジュリアGTA/GTAｍは上述の通り500台のみの限定生産に絞られるクルマで、注文者は「GTAかGTAｍか」を選択可能。

そしてGTAとGTAｍとの差異については、「GTAｍのほうがサーキット走行に特化していてスパルタン」。

大きなリアウイング含む専用エアロパーツにはじまり、ポリカーボネート製のリア/リアサイドウインドウ、カーボン製フロントシートが与えられており、その価格は2198万円。

ちなみにジュリアGTAｍの価格は2064万円となりますが、装備の差を見る限りでは圧倒的にジュリアGTAｍのほうがお買い得だとも思います。

ジュリアGTA/GTAｍに搭載されるエンジンは、ジュリア・クアドリフォリオに搭載される2.9リッターV6ツインターボを改良したもので、その出力は540馬力。

極端にパワーが出ているというわけではないものの、とくにジュリアGTAｍでは「一般的なオーナーによる、一般的な環境での使用」を排除したためかクレイジーとも言える外観や機能を持つに至っており、実際にジュリア・クアドリフォリオよりも100kg程度の軽量化が行われるなど、その特別感は満載です。

よって、このジュリアGTA/GTAｍは単純に「ハイパフォーマンスモデル」として捉えるのではなく、「限られた人のために作られた特別なコレクターズアイテム」として捉えるのが正しく、実際にグッドウール製カーカバーやベル製のヘルメット、アルパインスターズ製レーシングスーツがセットされおり、その価値は将来にわたり非常に高いレベルに維持されることは間違いなさそうですね（おそらくジュリアGTAmを選択する人のほうが少ないと思われ、希少価値の高さも魅力的）。

現地ではアルファロメオ・ジュリアGTAｍの技術解説も

なお、バロッコではジュリアGTAｍに使用されるシートやロールケージ、ブレーキその他のパーツの展示や解説があり、なかなかに楽しそう。

エキゾーストパイプの内側にはリブがあり、立体的かつ芸術的とすら言える構造を持つようです。

アルファロメオ・ジュリアGTAｍを紹介する動画はこちら

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参照：Shmee150