| ただし、いかにShmee150氏といえども自身での運転は許されず、「同乗」にとどまる |
そのサウンドは室内から聞いても常識はずれだった
さて、おそらくはロードカー史上もっとも過激なクルマ、アストンマーティン・ヴァルキリー。
F1での「禁じ手」を盛り込んだり、”鬼才”エイドリアン・ニューウェイのデザインによる車体を持っていたり、自然吸気エンジン史上最高と言われる出力を誇るV12エンジンを搭載したりと話題には事欠かず、おまけにアストンマーティンいわく「F1マシンよりも速い」。
さらにはとんでもなく運転が(現段階で)難しいということも報じられており、あらゆる意味でハードルが高いクルマとなりそうですね。
なお、遅れていた生産も今年後半には開始され、数年かけて予定生産台数の150台を消化することになるものと思われます。
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我らがユーチューバー、Shmee150氏が同乗走行に成功
そして今回、最も有名なスーパーカー系ユーチューバー、Shmee150氏がアストンマーティンへと招かれることになり、その実車レビューに加えて同乗走行が許されることに。
この個体はボディパネルがヴィジブルカーボンとなる「VP8」と呼ばれる仕様なのだそう。
あちこちはまだ「開発途中」といった雰囲気が漂います。
どうやったらこんな形状を考えつくんだろうな・・・というデザインがあちこちに。
とくにエアロダイナミクスに関するデザインは注目に値し、「クルマの外」の空気を効率よく流すことはもちろん、「クルマの中」にも積極的にエアを取り入れ。
そして「大型リアウイングなし」でも高いダウンフォースを発生する秘密はこういったところにもありそうですね。
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アストンマーティン・ヴァルキリーのコクピットは過酷だった・・・
Shmee150氏はひととおりアストンマーティン・ヴァルキリーの外観をチェックした後、いざコクピットへ。
ちなみにこちらがドアを開けた状態です。
なお、乗降の際にはボディのサイド部分と必ず摩擦が生じることになり、ここにはプロテクションテープを貼っておく必要があるものと思われます。
シートの形をした薄いカーボンの「板」の上に、なけなしのクッションが貼ってあるだけというシンプルな仕様。
なんとか頑張って足を入れ・・・。
無事に収まりそうだ!
ちなみに室内はこう。
完全に乗員二名が触れ合っている状態であり、スキンシップを高めたい場合には最適なクルマなのかもしれません。
なお、アストンマーティン・ヴァルキリーを運転するのは同社のレーシングドライバー、ダレン・ターナー氏。
搭載されるコスワース製V12エンジンのサウンドたるや文字通り「レーシングカー」であり、Shmee150氏は何かを叫んでいますがまったく聞き取れず(乗員同氏の会話にはインカムが必要だと思われる)。
こちらは足元(ヴァルキリーの足元スペースを捉えた動画はかなり珍しい)。
ヴァルキリーのインテリアは成人の95%以上の体型をカバーできるとアナウンスされているものの、なんとか収まったとしても、そうとうに窮屈な思いを強いられそうですね。
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そしてエレクトリック時代になるとまず登場し得ないクルマだとも考えられ、ガソリンエンジン時代における、アストンマーティンからの「最後の贈り物」だと考えていいのかもしれません。
アストンマーティン・ヴァルキリーを紹介する動画はこちら
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