まさかのピンク！ジープが11月までの限定にてラングラーに「タスカデロ・ピンク」を設定

｜　アメリカではけっこう「ピンク」のクルマが好まれるようだ　｜

たしかに発売されるというウワサはあったが

さて、ジープが「まさか」のピンクをオプション設定。

このピンクは「タスカデロ・ピンク」と名付けられていますが、これは人気TV番組「ハッピーデイズ」に登場するキャロル・ピンキー・タスカデロにちなんだものだといい、2021年11月まで395ドルのコストにて、期間限定オプションとしてラングラー各モデル（スポーツ、サハラ、ルビコン、4xe，392）に設定されるとのこと。※日本で設定されるかどうかは不明

ステランティスは以前にもこのピンクを設定

なお、ステランティス（当時はFCA）がこのカラーを設定するのは今回が「初」ではなく、2010年にダッジ・チャレンジャーに対して「フューリアス・フクシア（名称は異なるがカラーコードは同じ）」として設定されたことがある、とのこと（意外と似合いそうだ）。

ジープ・ノース・アメリカのチーフ・エグゼクティブであるジム・モリソン氏によると「Jeepブランドが80周年を迎えた今、最も象徴的なJeep車に自信に満ちたカスタムカラーを発売するのに最適なタイミングです。どちらも型にはまらず、道路やトレイルで目立つようにデザインされています」と述べており、「タスカデロのようなカラーは、Jeepのように刺激的で際立っているため、多くの愛好家の支持を集めている」とも。

たしかにアメリカではピンクそのものの人気が高く、ジープでも「ピンク」カスタムが多々見られますが、まさかジープ本家から純正オプションとして発売されるとは、という感じですね。

意外とピンクの人気は高かった

なお、メーカー純正/非純正に関わらずピンクへとボディカラーを変更する例は少なくなく、以前にはランボルギーニのパーソナリゼーションプログラム「アドペルソナム」にてピンク（Rosso Porphyrios）へとペイントしたアヴェンタドールSVJも。

こちらはピンクにカスタムしたポルシェ911Gt2 RS。

チェルシー・トラック・カンパニーはジープ・ラングラーをピンクにカスタム。

ポルシェは純正にてメタリックピンクを選択できるように。

フェラーリは自社にてパーソナリゼーション部門「テーラーメイド」を持ちますが、「ブランドイメージと相容れない」とし、いかなる要望があったとしてもピンクにだけはペイントしない、と言われています（よって、フェラーリをピンクに塗りたいのであれば、購入後にどこかでペイントするかラッピングするしかない）。

こちらはピンクをアクセントに使用し、妻へのプレゼントのために製作したブガッティ・シロン「アリス」。

そういえば日本でも「ピンククラウン」がありましたね。