今まで見た中でもっとも「アレ」なレプリカが販売中！どうやらメルセデス・ザウバーC8を作ろうとしたようだが・・・

｜　エンジンはシボレー製V8、一応ミドシップレイアウト　｜

一見するとトラックのように見えないこともない

さて、世の中には様々なレプリカが存在しますが、今回紹介するのは今まで見た中で「もっとも」アレな部類に属する一台。

現在米中古車売買サイトに75,000ドル（約820万円・・・）で売りに出されており、他のクルマとの「交換」も可能とのこと。

売り主いわく、このクルマを「メルセデス・ベンツAMG C8 GTR」と称しており、おそらくはレーシングカーであるメルセデス・ザウバーC8（下の画像）をイメージしたのだと思われます。※もしくはCLK-GTRにも似ているようだ

たしかに相当なコストがかかったであろうことは理解できるが

おそらくこのクルマはベース車を持たない「オリジナル」として生を受けたようで、シボレー製V8をミドシップマウントするというレイアウトを持っています。

たしかにフロントフェンダーはザウバーC8のように盛り上がった形状を持ちますが、フロントのメルセデス・ベンツグリル、そしてその上にあるエアインテークのもののような役割は全く不明。

キャビンは非常にコンパクトで、ルーフ上にはランプが取り付けられています。

ドアは「ガルウイング」、コクピットは非常にタイト。

キャビンの後ろには窓付きのボックスのようなものがあり、その窓からはエンジンを伺うことができるようです。

なお、トランスミッションは4速マニュアル、燃料タンクは25ガロン、エーデルブロックのキャブレター、ハイフロー・ウォーターポンプ、GM HEIディストリビュータなどの装備が記載済み。

「メルセデス・ベンツAMG C8 GTR」のインテリアはこうなっている

そしてこちらは「メルセデス・ベンツAMG C8 GTR」のインテリア。

カーボンファイバー製のダッシュボードにオートメーターのメーターが配置され、ステアリングホイールやシフトノブにもカーボンファイバーが使用されています（もしくはカーボンファイバー風）。

なお、ペダルセットは非常に簡素で、「これで大丈夫か・・・」と思えるレベルですね。

シートは床に「直付け」のように見え、装備としてはヒーターに加えてBluetoothステレオシステム、キャビンベンチレーションといったところ。

なお、出品者によれば、この車は現地だと「合法」に登録できるとのことで、実際に写真にはナンバープレートが写っていますね。

シート形状はバケット、そして中央にはヘビ柄のような素材が貼られており、かなり「悪趣味な」内装を持つのは間違いなさそうです。

あわせて読みたい、レプリカ関連投稿

参照：Craigslist