| すぐに捕まりそうなものだが、なぜこういった例が無くならないのかが不思議 |
試乗時には身元確認がなされているはずなので、どう考えてもリスキー
さて、現在世界中にて大人気の新型C8 コルベット。
とくにアメリカでは(チップ不足の影響もあるかと思いますが)生産が追いつかないほどの人気となっており、手に入れにくいクルマのひとつとなっています。
そして今回はなんとアメリカはバージニア州にて、シボレーの正規ディーラーから堂々と販売員の前でコルベットを盗もうとした例が報告されることに。
-
参考新型シボレー・コルベット(C8)を見てきた!アメリカと欧州との思想の違いがよく分かる構造やデザインを持つ興味深い一台だ
| この価格でこの性能となると、もうコルベット以外の選択肢はないだろう | いくつか気になる部分もあるが、実際に運転してみたらそんなことはどうでも良くなると思われる さて、日本でもついに発表された新型 ...
続きを見る
その事件はこうやって起こった
今回Facebookに投稿された動画によれば、試乗を終えたのちの出来事なのだそうですが、ディーラーの車寄せにコルベットを停め、そしてドライバーに説明を行う(黒いシャツを来た)スタッフの姿が伺えます。
その後ドライバーはコルベットを勝手に発進させ、それを静止するスタッフ。
騒然となる事務所内。
しかし精子も虚しくコルベットは走り去り・・・。
唖然とするスタッフ。
「あ・・・」という虚無感が伝わってくるようですね。
幸いにもコルベットは回収済み
なお、この後にスタッフがコルベットを追いかけ、幸いにも数ブロック先にてこのコルベットを取り戻すことができたそうですが、犯人が捕まったのか、であればどういった処分がくだされたのかは示されず。
それほど多くはないものの、世界各地で「試乗車を盗む」例が報告されており、日本だと過去にマクラーレンがその被害に遭ったことも。
この場合は、マクラーレン試乗後にそのキーを(犯人が)隠し持ったままにしており、閉店後のディーラー駐車場からそのキーを使用してマクラーレンを盗み出したというもので、今回のコルベットにしてもマクラーレンにしても、「かならずバレる」ことがわかっているのになぜこういったことをやるんだろうな、と思ったりします(試乗時には身元の確認が行われるはずなので、これを偽りでもしなければ身元が特定されている)。
ひとときの快楽を得るためであればあまりにリスクが大きく、そして転売するにしてもやはりリスクが大きいと思われますが、こういった例がなくならないのがちょっと不思議です。
合わせて読みたい、盗難関連投稿
-
「盗難車ロンダリング」にて国内初の逮捕!フェラーリ他20台余りの盗難車の車台番号を打ち替えて転売を目論む
| 今回の逮捕は氷山の一角にしかすぎない | さて、換金性が高かったり、欲望の対象であるがためになにかと犯罪と絡んでしまうスーパーカー。今回はフェラーリに関する犯罪2件をお届けしたいと思いますが、「盗 ...
続きを見る
-
「CANインベーダー」を使用した窃盗で初の摘発!2人で192台、約10億円のレクサスやトヨタ・アルファードを盗難。「簡単に盗めるのでレクサスを狙った」
| クルマの電子化が進むことにより、それに対応したハッキング手段も登場しているようだ | こうなると対応が非常に難しい さて、自動車盗難は様々な手口へと多様化そして進化していますが、今回「CANインベ ...
続きを見る
-
1997年に盗難された、映画「007 ゴールドフィンガー」に登場したアストンマーティンDB5がついに発見?盗難当時は約3000万円の価値なるも現在は推定26億円
Image from : youtube( James Bond 007 ) | まだまだ世の中には「行方不明」の希少車がたくさんあるようだ | 一方、偶然に発見される歴史的なクルマも少なくない 史上 ...
続きを見る
参照:Daryle Sykes