豊田章男社長がいいこと言った！「五輪は許されるのに四輪が許されないのは不公平。レーシングドライバーもアスリートだ」

｜　さすがはボクらの豊田章男社長　｜

もっと政治的な発言力を持つようになれば、いろいろと変わることも出てきそう

さて、オリンピック開催中に「五輪関連のCMを放映しない」と発表して話題となったトヨタ。

今回はまたしても豊田章男社長が五輪に対してネガティブな感情を示し、「五輪は許されるのに四輪や二輪が許されないのは不公平」とコメント。

加えて「レーシングドライバーも同じアスリートなのに、オリンピック選手と異なる基準で入国が制限されるのはおかしい」と述べ、F1はじめ各種モータースポーツ関連イベントが中止に追い込まれていることに対して不快感を示しています。

発言の立場は「日本自動車工業会会長として」

なお、今回の発言は「日本自動車工業会会長として」の立場からだと報じられており、つまりオリンピックの最高位スポンサー（ワールドワイドオリンピックパートナー）を務めるトヨタ自動車社長としての発言ではないというのには留意する必要がありそうです。

参考までに、豊田章男社長は以前に「急激な電動化はいかがなものか」と世の中の「なんでもかんでもエレクトリック化」な流れに苦言を呈していますが、これもやはり「日本自動車工業会会長として」の発言であり、つまりトヨタが電動化に消極的ということではなく、急激な電動化についてゆくことができないサプライヤー、電動化によって仕事を失う会社や人々に配慮したものだとされています。

ただし世間一般では「日本自動車工業会会長としての豊田章男」「トヨタ自動車社長としての豊田章男」の区別をつけることはむずかしく、よって今回の発言に関しても、五輪の最高位スポンサーを務める立場としては不適切という意見もあるようですが、いずれにせよここまで面と向かってオリンピックを批判できる人も少なく（オリンピック開催前、各メディアはオリンピック開催に批判的だったが、視聴率・PV・再生回数が取れることがわかると一瞬で姿勢を翻してオリンピック礼賛に走った）、そしてぼくたちの声を代弁してくれる人も少ないと思います。

合わせて読みたい、トヨタ関連投稿

参照：東スポWEB