いまBMW M8がアツい！Zacoe、マンハートが相次ぎM8のチューニングプログラムを発表、マンハートはなんと823馬力にまで出力向上

｜　BMW M8をチューンするオーナーは少なそうだが、需要はゼロではないと思う　｜

ザコーのアップグレードパーツはすべてカーボン製

さて、先日はBMW M3 / M4向けのチューニングパーツを公開して話題となったザコー（Zacoe）ですが、今回はBMW M8クーペ/グランクーペ、M850i クーペ/グランクーペ向けのスタリングパッケージを発表。

（ノーマルの）M8はM3やM4に比較するとややおとなしめであり、それがまたM8の美徳でもあるのですが、それでは物足りないと感じるオーナーもいるはずで、ザコーはそういった要望に応えたということになりそう。

ザコー製スタイリングパッケージの内容はこうなっている

まずこちらはM8クーペ / M850iクーペ向けのスタイリングパッケージですが、フロントスプリッター、サイドシルエクステンション、クワッドテールパイプサラウンドとリアディフューザー、そしてトランクリッドスポイラーという構成。

なお、このダックテールリヤスポイラーの形状はなかなかに秀逸で、車体のデザインに良くマッチしているようですね。

そしてこちらはM8グランクーペ / M850iグランクーペ用スタイリングパッケージ。

クーペ用と同様にカーボンファイバーにて製造されており、微妙にそのデザインがクーペ用とは異なります。

ちなみにグランクーペ用のほうがなぜかクーペ用よりもアグレッシブで、リアウイングが装着され、リアディフューザーも大型化しているようですね。

マンハートもBMW M8向けのチューニングプログラムを発表

そして今や老舗の部類に入るチューナー、マンハートもBMW M8向けのチューニングプログラムを公開。

これはマンハートMH8 800と命名されており、4.4リッター・ツインターボエンジンは625馬力から一句に823馬力まで出力が向上し、トルクはなんと750Nmから1070Nmへ。

この出力向上を引き出したのはターボとインタークーラーのアップグレード、オリジナルインテークとエキゾーストへの交換、そしてそれらをコントロールするソフトウェアのアップロード。

なおエキゾーストシステムはステンレス製で、直径100mmのテールパイプを4本備えています。

ちなみに触媒コンバーターを装備しないレース用ダウンパイプも提供されていますが、このアップグレードは当然ながらほとんどの地域で公道走行が認められていないので要注意。

さらには調整可能なKW製サスペンションキットが装着され、ハンドリングがが向上しているほか、ホイールにはマンハートのスタッガードSpiderが装着され、そのサイズは21インチ、そしてリヤはフロントより1インチ幅が広くなっています。

外観だとブラックのグリルとカーボンファイバー製パーツ組み合わせた「カーボンパッケージ」が採用されており、フロントスポイラー、ボンネット、サイドスカート、リアディフューザーが取り付けられるほか、マンハート得意のデカールキットも装着済み（ただし今回はいつものように「ブラックとゴールド」ではない）。

インテリアだとアルカンターラ仕上げのステアリングホイール、そしてブルー仕上げのカーボンパーツが印象的です。

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