| おそらくGRスープラ GT4 50エディションは「コレクターズアイテム」として購入されることになりそうだ |
GRスープラGT4は実戦投入以降、意外といい成績を収めていた
さて、トヨタはGRスープラを発売した後、ほどなくして競技用ベースのレーシングカー「GRスープラGT4」をリリースしていますが、今回このGRスープラGT4の販売台数が50台に達したとして、特別な装備を追加した「トヨタGRスープラGT4 50エディション」を6台のみ限定にて発売することに。
このトヨタGRスープラGT4 50エディションのボディカラーはレッド、そしてそこへゴールドのカラーリングが入るほか、インテリアでは専用の刺繍が施されたシートが用意され、助手席も「標準装備」されることになったと紹介されています。
輸送用のカーカバーも標準装備されているといいますが、購入者の多く(もしくはすべて)はこのクルマを競技に投入することはなく、コレクションとして所蔵することになりそうです。
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トヨタGRスープラGT4 50エディションのインテリアも特別仕様
そしてこのトヨタGRスープラGT4 50エディションの内装も特別仕様となり、ダッシュボードにはシリアルプレートが装着されて特別感を高めます。
インテリア全体はこういった感じで、「あらゆる部分が」カーボンファイバー仕上げとなっていて、いかにもレーシングカーといった雰囲気ですね。
競技に不要なものは取り外され、逆に安全性確保のためのロールケージが追加されています。
トヨタGRスープラGT4はこんなクルマ
トヨタGRスープラGT4は上述の通り純然たるレーシングカーであり、カスタマーチームに販売され、FIAの定めるGT4規定に従いポルシェ・ケイマンGT4、アウディR LMS GT4などとサーキット上にて戦いを繰り広げることになりますが、改造できる範囲はGT3など上位カテゴリに比較して「広くはなく」、まだ市販車の雰囲気を色濃く残していることも特徴。
基本的にボディ形状は市販のロードゴーイングモデルと共通で、そこへチンスポイラーやリアウイングなどのエアロパーツを付与しています。
そのほか安全や軽量化を考慮して一部の仕様やパーツが変更されるものの、ボディパネルは「スチールのまま」とされるなど、やはりロードカーとの共通点が高いようですね。
搭載されるエンジンも3リッター直6ツインターボと変わりはなく、しかし出力は424馬力(ロードカーは387馬力)、駆動輪は後輪のみ。
なお、このGRスープラGT4は実践投入以後250戦以上に参戦しているといい、36回のクラス優勝と78回の表彰台を獲得するなど好成績を収めていて、トヨタは今後もGRスープラGT4の開発・生産を継続し、オーナーへのサポートも続けていく、としています(モータースポーツに参戦するオーナーのバックアップ、というのはGazoo Racingにおける重要な使命のひとつでもある)。
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参照:Motor1