| これだけ豪華なドラッグレースはなかなか実現しないだろう |
さすがはCarwow、もっとも影響力のあるユーチューバー
さて、先日「ポルシェ911ターボ7世代」にわたるドラッグレース動画を公開したCawow。
今回は「アヴェンタドール全バージョン」を競わせるという前代未聞の動画をアップしており、2011年に登場したアヴェンタドールの10年の変化を見ることができます。
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アヴェンタドールは登場から今までずっと同じプラットフォームに同じエンジン、同じトランスミッション、そして4WDというパッケージングを持ち、しかしその出力は700馬力から780馬力にまで向上しています。
「すべてのはじまり」はこのアヴェンタドールLP700-4で、これは画期的なカーボンファイバー製のフレームに「L539」6.5リッターV12エンジンを搭載し、これに組み合わせられるトランスミッションはグラツィアーノ製の7速ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド。構造的にはシングルクラッチ自動変速機)。
アヴェンタドールはこう進化した
そして2015年には750馬力を誇るハードコアモデル「アヴェンタドールLP750-4」が登場し、これはパワーアップのみではなく軽量化(マイナス50kg)やダウンフォース向上(+180%)も果たされ、当時ニュルブルクリンクにおける「市販車最速タイム」を記録しています。
その後に登場したのはフェイスリフト版の「アヴェンタドールS」。
このときにはランボルギーニCEOがステファン・ヴィンケルマン氏からステファノ・ドメニカリ氏に交代しており、それに伴って「LPナントカ」という名称がドロップしてシンプルなネーミングへ。
上述の通り基本的なメカニズムはかわらず(しかしリファインによって性能が向上)、エアロダイナミクス向上のためのエアロパッケージ変更がなされます。
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その後に登場したのはアヴェンタドールSVJですが、こちらは同じ6.5リッターV12エンジンから770馬力を発生させ、いったんポルシェに奪われたニュルブルクリンク最速の座を見事奪還することに成功しています(アヴェンタドールSVに比較してダウンフォースが40%増加し、空気抵抗は1%減少)。
そして最新そして最後のアヴェンタドールは「アヴェンタドールLP780-4ウルティメ」。
ランボルギーニCEOにステファン・ヴィンケルマン氏が復帰したために再び「LP」というネーミングが復活しており、そのデザインはこれまでのアヴェンタドールの集大成というべきものへ。
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実際にドラッグレースを走ったらこうなった
そして実際にドラッグレースを走った結果ですが、タイムを見ても分かる通りアヴェンタドールSV、アヴェンタドールSV、アヴェンタドールSVJは「同着」。
なお、今回最新モデルのアヴェンタドールLP780-4ウルティメは慣らし運転を終えていないためにドラッグレースには(残念ながら)参加せず。
「アヴェンタドールの起源」である最初のモデルは11.2秒というタイムではあるものの、11年前のクルマということを考慮すると非常に優れたタイムです。
ランボルギーニの1モデルあたりのライフは10年となりますが、そのモデルライフが尽きた後にも高い競争力を発揮できるよう、ランボルギーニとしては「20年間トップでいられる」設計と性能を与えているといい、その言葉に偽りはなさそうですね。
ランボルギーニ・アヴェンタドール全世代がドラッグレースを走る動画はこちら
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参照:carwow