【動画】船上にてブガッティのドアにぶら下がり「海に落ちそうになっていた」として話題になった男。実は高級車のドアにぶら下がって懸垂するのが好きだった・・・

｜　注目を集める方法として、モノを破損する可能性があるスタントを行うのはあまりにも品位に欠ける　｜

ブガッティ・シロンの他、ロールスロイス・ドーン、ブガッティ・ヴェイロンのドアを「試した」ことも

さて、つい先日「ブガッティ・シロンのドアにぶら下がり、海に落ちそうになった男」として拡散された人物ですが、同氏がこれまでにも同様のことを幾度となく行っていたことが判明して非難を受けることに。

ブガッティ・シロンの一件に関しては「ゴー・ラグジュアリー・サマーツアー2022」なるエキゾチックカーのラリーに参加し、フェリーにブガッティ・シロンを乗せ、イビサ島からモナコへと輸送する際に、シロンのドアの強度を試すために懸垂を行うことを思いついた」と報じられています。

かくしてこの男性は多くの人のカメラに収められることになりますが、その後車内に戻ることができなくなり（それも演出かもしれない）ジタバタする様子をを見た周囲の人が「本当に危ない」と判断して助けに入る様子も動画へと収められることに。

この男は「注目を集めたいドアフェチ」だった

この男性、その名をクリストフ・ジッツマンというそうですが、スーパーカーや高級車などエキゾチックカーの販売やリース、レンタル業を営んでいるとされ、その宣伝のためにこういったスタントを行っているようで、同氏のインスタグラムを見ると、ちょっと前にはロールスロイス・ドーンのドアにぶら下がって懸垂を行う様子も。

ちなみにロールスロイス・ドーン、そしてブガッティ・シロンともに懸垂のあとも問題なくドアが閉まっており、両者のドアの取付部がいかに頑丈であるかが証明されたわけですが、もしものことがあってドアが外れたり、自分が海に落ちたりしたら目も当てられないコトに（それはそれで拡散されて問題ナシなのかもしれませんが）。

さらに以前にはブガッティ・ヴェイロンの「開いたドアの上に座る」という行為も行っていて、こちらもヴェイロンに問題はなかったものの、注目を集める方法としては「正しい」とは言えないのではないかと思います（それにビジネスマンとして信頼できない）。

なお、このクリストフ・ジッツマン氏は相当なマッチョマンなので体重100kgくらいはありそうですが、いずれにせよ「ハイパーカーや高級車のドアは頑丈である」ということだけはわかったような気も。

ブガッティのパーツはとんでもなく高い

参考までに、ブガッティのパーツ代は「非常に」高価であり、ちょっと前にはフロントバンパーやフード、フェンダーなど一式が「5100万円」、ルーフパネルが「720万円」で売りに出されたことも。

そのほかタイヤ/ホイールやオイル交換費用もとんでもなく高価であることがわかっていますが、クリストフ・ジッツマン氏は車両の販売などを手掛けている以上、そのメンテナンスやパーツコストは十分に理解しているはずで、もしものことがあれば「数百万円が一瞬で飛んでゆく」リスクを冒してまでこういったスタンスを行うというのはちょっとナゾ（意図的に破壊しているようにしか見えないので、破損しても保険はおりないと思う）。

とても割に合うとは思えませんが、同氏は自身の会社を運営している以上、ある程度のコスト計算はできるはずで、それでもこういった行為に至っているのであれば「万が一のことがあったとしても意外とモトが取れる」のかもしれません。

マッチョマンがブガッティ・シロンのドアにぶら下がる動画はこちら

合わせて読みたい、ブガッティ関連投稿

参照：syzen4869, christoph.zitzmann