台湾のチューナー、ザコー（Zacoe）よりフェラーリF8トリブート向けエアロパーツが発表！イメージはF-35戦闘機、しかしF8元来のボディラインと調和したデザインを採用

｜　ザコー製エアロパーツは日本でも入手可能、ラガーコープレーションが代理店を務める　｜

他社のエアロパーツに比較するとシンプル、そして控えめなルックス　｜

さて、精力的に製品を発表し続ける台湾のチューナー、「ザコー（Zacoe）」。

先日は中国の歴史上の人物「呂布」の軍馬と鎧からインスピレーションを受けたデザインを持つフェラーリ488GTB向けのエアロキット「赤兎（ChiTu）」を発表していますが、今回はF8トリブート向けのエアロキットがリリースされています。

「もともとのフェラーリが持つデザインと調和」

なお、ザコーによると、今回のエアロキットについて「フェラーリF8トリブートの持つ元来のデザイン言語との調和を図りながら、エアロダイナミクスを”モータースポーツレベルまで”引き上げることを目指したといい、今回はひとまずCGによるレンダリングが公開されています。

これら画像を見ると、たしかにフェラーリF8トリブートのデザインを損なわないように配慮がなされており、しかしそのイメージはF-35戦闘機なのだそう。

見たところフロントスプリッター、フロントバンパーインサート、フロントフード上のエアガイド、さらにフード後方にエクステンションが装着されているように見えますね。

そしてサイドだとリアフェンダー前に純正の形状を強調するかのようなエクステンションが装着され、これは「車体下部へエアが流入しないよう」機能するのだそう。

今回言及されてはいないものの、車高は大きく下げられ、ホイールも交換されているようですね（ただ、Zacoeはハンドリングについてのアップデートは提供していないとのことなので、車高ダウンはレンダリング上の演出なのかもしれない）。

装着されるエアロパーツはすべてヴィジブルカーボン

車体後部だと車体後部を「ロングテール化」するかのようなパーツがリアディフューザー左右に取り付けられており、これによってエアの剥離を促すのかも。

リアデッキにはスワンネック形状を持つリアウイングが取り付けられていますが、ザコーの主張するとおり、いずれのパーツも純正のボディ形状とマッチし、その特性を強調するデザインを持つように思えます。

ちなみにZacoeのパーツは日本でも入手ができ、日本だとラガーコーポレーションが輸入代理店を努めているもよう。

現在このF8トリブート向けのパーツ価格は出ていないものの、488GTB向けの「赤兎」だと、ボディキット（フルセット）で300万円、フロントリップ（4PCS）で80万円、サイドスカート（4PCS）95万円、リアサイドフラップ（2PCS）41万円、リアウイング（3PCS）100万円、リアセンターディフューザー110万円という価格設定となっています。※いずれもヴィジブルカーボン製

参考までにですが、ラガーコーポレーションでは、この488GTB向けのほか、ザコーの製品としてはGRスープラ、ランボルギーニ・ウラカン、BMW M2（G82）、840i / 850i（G14/G15）、X7（G07）、X6（G06）、X4 M（F98）、330i / 340i（G20）メルセデスAMG CLA 45S、AMG GT、AMG GT63、AMG GT45/GT53、CLS53、ポルシェ・タイカン、マクラーレン650S等を扱っています（けっこうザコーの展開は幅広いようだ）。

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参照：Zacoe