フェラーリが内装に新色「グリジオ・ブデリ」追加！イタリアの白い砂浜と珊瑚礁をイメージした淡いピンク

｜　フェラーリがこういったカラーをラインアップするのは非常に珍しい　｜

少なくとも今までにこういった色味は見たことがない

さて、先般よりフェラーリは「12種の新しい内装カラー」について順次公開していますが、これらはいずれもイタリアならではの景勝地や観光地にちなんだもの。

そして今回はコスタ・スメラルダの白い砂、そして珊瑚をイメージしたグリジオ・ブデリ（Grigio Budelli）が公開されており、これでイタリアの庭園、岩山（コルヴァーラ）、景勝地（ビアッジオ）、フェラーリ本社があるボローニャの町並み、古代都市（スカニア）、ぶどうの皮とワイン、アマルフィの海岸に続く8番目のカラーが登場したということになりますね。

グリジオ・ブデリはこんな色味を持っている

ちなみにですが、コスタ・スメラルダは英語にすると「エメラルド・コースト」で、その名から連想できるとおりの美しい海岸（イタリアはサルデーニャ島にある）。

そしてこのグリジオ・ブデリはそんなコスタ・スメラルダのビーチを表現しているということになりますが、これまでのフェラーリの内装にはなかった色味を持っており、かなり新鮮にも見えます（ボディカラーについての記載はないが、こちらもピンクっぽいメタリックに見える）。

インテリアカラーはブラックとグリジオ・ブデリとのバイカラー仕様となっており、ブラックレザー、グリジオ・ブデリ部分のステッチにはグレーを採用しているもよう（ヘッドレストの跳ね馬ステッチもグレー）。

ステアリングホイールにはLEDインジケーター「なし」、そしてカーボンパーツが見られないことからも「レーシーよりもエレガント」を目指したということになりそうですが、パドル、そしてブラックレザーとグリジオ・ブデリとの境界線に使用されるアクセントにはマットシルバーが用いられているようですね。

フェラーリはピンクを作らない

なお、ウソかマコトかわからないものの、巷でよく言われるのが「フェラーリはピンクのクルマだけは作らない」。

その理由は単にブランドイメージにあわないからだとされますが、たしかにこれまで多く公開されてきたフェラーリ純正のカスタム車両、テーラーメイド車両においてもピンクは見たことがなく（レーシングカーでもピンクはなさそう）、さらにはフェラーリのカラーサンプル（内外装）でもピンクを目にしたことも、そしてフェラーリの公式ミーティングでもピンクの車両は見たことがないので、「フェラーリがピンクを作らない』というのは本当なのかも。

ただ、フェラーリが作らないとしているピンクとは「ベビーピンク」のような色合いだと思われ、今回のようなブロンズやグレーっぽいピンクはまた「別の解釈」なのでしょうね。

ちなみにですが、マクラーレンは公式にピンクの車両を製作したことがあり・・・。

ランボルギーニもピンクを選択可能（アドペルソナム扱い）。

ポルシェはモデルによって標準色としてピンクを用意しており、かつてはピンクっぽい紫のボディカラーをラインアップしていたことも。

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参照：Ferrari（Facebook）