カスタムカラーのパープルにペイントされたポルシェ911 GT2 RSが中古市場に登場！オプション多数、アクセントカラーはイエロー

｜ もし992世代に911GT2RSが登場しなければ991世代の911GT2RSは「最後のガソリンエンジンを積む911GT2RS」に ｜

この個体には必須オプションの「ヴァイザッハパッケージ」つき

さて、現時点では「最強最速」のポルシェ911、GT2RSが中古市場へと登場。

この911GT2RSは高額オプション「ペイント・トゥ・サンプル」によるアメジストメタリックにペイントされた個体で、カーボンファイバー製ルーフ、フロントフード、ドアミラー、サイドエアインテークが装着されるヴァイザッハパッケージも組み込まれています。

アクセントカラーはイエローとゴールド

アメジストメタリック（パープル）に対するアクセントカラーとしてはイエローとゴールドが用いられており、ブレーキキャリパーやドアの「GT2RS」文字はイエローへ（ブレーキシステムはPCCBなのでもともとキャリパーはイエロー）。

リアバンパー上の「GT2RS」バッジもイエローです（これは珍しい）。

ホイールはHRE製へと変更され、フロントは20インチ、21インチ、タイヤサイズはフロント265/35、リア325/30、銘柄はダンロップ製Sport Maxx Race2。

搭載されるエンジン（3.8Lツインターボ・フラット6）には手が入らず出力は700馬力 / 750Nmのまま、トランスミッションは7速PDK。

なお、ポルシェ911GT2RSは過去に「ニュルブルクリンク最速」の座に輝いたことがあり、その後はランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ、メルセデスAMG Gtブラックシリーズにラップタイムを更新されるも、それぞれ欧州のみで提供されるオプションパッケージ「MRキット」を装着し両者のタイムを更に上書きすることに成功しています。

「販売地域が限定される特殊なオプションを装着」という条件付きではあるものの、これを許容できるならば現在もニュルブルクリンクにてトップタイムを誇るスポーツカーでもあり、その希少性も相まって高い価値を誇る一台です。

リアデッキ上の「PORSCHE」文字はマットブラックですが、その下には（カーボン製パーツを保護するためか）透明のフィルムが貼られているようですね。

そしてリアウイング上の「PORSCHE」文字もイエロー。

このポルシェ911GT2RSのインテリアはこうなっている

こちらは今回販売されているポルシェ911GT2RSのインテリア。

ブラックレザーを使用したカーボンファイバーバックシート（ブラックアルカンターラ・インサートにコントラストカラーのレーシングイエローステッチ）にイエローのセンターマーク入りステアリングホイール（アルカンターラ）が目に入ります。

シートベルトはイエロー、そしてエアコン吹出口のルーバーもイエロー（おそらくレザー張り）に彩られ、このオーナーさんがイエローにこだわりを持っていることがわかります。

センタートンネルにもイエローで「GT2RS」。

ヘッドレストには「ヴァイザッハRS」。

このほかオプションとしてはBoseサラウンドサウンドシステム、デュアルゾーンオートエアコン、アルカンターラサンバイザー等が記載されており、なかなかにこだわった一台だと言えそうですね。

出品時の情報によると、このポルシェ911GT2RSの走行距離は約6,759kmで、2021年2月にはドライブベルト、エアフィルター、スパークプラグの交換とエンジンオイルの交換が行われている、とのこと。

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参照：Bring a Trailer