BMWが「160色」選べるようになった1 / 2シリーズからよりすぐりの8色を公開！ポルシェの「リビエラブルー」、アウディの「ナルドグレー」も

｜ 結局はホワイトとブラックに集中してしまうが、それでもこういった明るいカラーのラインナップは大歓迎 ｜

「パープル」はほかの自動車メーカーではほとんど見ないのでなかなかに斬新

BMWは先般「1シリーズと2シリーズにて、選択できるボディカラーを拡充する」と発表していますが、今回は実際にそのパーソナリゼーションプログラム「インディビデュアル」にて製作した1シリーズと2シリーズを公開しています。

ちなみに1シリーズと2シリーズにて多彩なカラーを選べるようになったのは2021年8月からですが、そのカラーは合計でなんと160色もあり、今回実車に用いられたのはそのうちダカールイエロー、リビエラブルー、オックスフォードグリーン、ジャワグリーン、トワイライトパープル、ファイアーオレンジ、ナルドグレー、そしてベージュ（カラー名は不明）。

鮮やかなボディカラーに人気が集まる

なお、BMWによると「カラーを選べるようにした」後の反響は非常に大きく、とくに明るいボディカラー（今回公開されたようなイエロー、バイオレット、レッド、ブルーなど）に人気が集中しているといい、その他だとBMWがフローズンと呼ぶマットカラーも人気なのだそう。

ちなみに完成までには10週間程度を要するそうですが（日本の場合だとそこから輸送が必要なので、そこから納車までは2ヶ月くらいかかりそう）、選ぶだけの価値はありそうですね。

このBMW「インディビデュアル（Individual）」には主につの構成があるといい、ひとつは「BMW Individualコレクション」で、これは専用ペイント仕上げ、高品質レザー張りやインテリア・トリム、ステアリング・ホイール、ヘッドライナー、ホイールなどのフィニッシュを変更したり、サルーンだと冷蔵庫や読書灯の追加などを行うことができる、とのこと。

そしてもうひとつの「BMW Individual マヌファクトゥーア」では、顧客が独自の塗装仕上げ（つまりワンオフ）を選択したり、自身の指定した内装材を使用したりといったカスタムを行えるようですね。

今回公開されたBMW 1 / 2シリーズはこんなボディカラーを持っている

そして今回BMWが公開した1 / 2シリーズを見てみると、こちらはまずオックスフォードグリーン。

E36時代にはこういった深いメタリックグリーンが人気だったように思いますが、最近は（ほかのメーカーもあわせて）とんと見なくなったボディカラーでもあります。

こちらはリビエラブルー。

名称と色味からしてポルシェが採用していたボディカラーだと考えられ、BMWはポルシェやフェラーリ、ランボルギーニの純正カラーにも対応可能。

その理由としては「ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニのオーナーが、BMWをセカンドカーやサードカーとして選ぶことが多いため」とのこと。

こちらはアウディのRSモデルに採用されることが多い人気色「ナルドグレー」。

以前よりカスタムカラーとして人気の高いジャワグリーン。

E36時代のM3に設定されていたパステルっぽいイエロー、「ダカールイエロー」。

中国限定のM3にも採用された「ファイアーオレンジ」。※中国で好まれるトラの色に似ているため

新型2シリーズ・クーペでも復活したパープル系、「トワイライトパープル」。※これが2シリーズ・クーペのカラーと同じかどうかはわからない

名称不明のベージュ（アイボリー）。

ドイツだとタクシーの色に近いかもしれず、なぜBMWがこのカラーを今回出してきたのか不明です。

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