ランボルギーニが自転車メーカー3Tとのコラボにてウラカン・ステラート仕様グラベルロードバイク、エクスプローロ・レースマックスを発表、お値段199万円

｜　スポーツカーユーザーとバイクユーザーとは思いのほか「被って」いないようにも思われる　｜

ただしランボルギーニは積極的にコラボ自転車を発売

さて、ランボルギーニはスポーツブランドとのコラボレーションを行うことが多く、これまでにはミズノなどとの協業を行ったことも。

そして自転車に関してだとサーベロとのコラボモデルを発売したこともありますが、2020年あたりからは3Tとのパートナーシップ契約を結んでおり、今回は「3T Exploro Racemax x Huracán Sterrato（スリーティ・エクスプローロ・レースマックス・バイ・ウラカン・ステラート）」を発表することに。

スリーティ・エクスプローロ・レースマックス・バイ・ウラカン・ステラートは15,000ドル

この3Tエクスプローロ・レースマックスは「グラベル・ロードバイク」に分類され、これは文字通りの「グラベル対応」スーパーカーであるウラカン・ステラートとはぴったりの組みわせかもしれません。

設定されるサイズは51、54、56、58（身長157〜195cmくらいに対応）で、1xドライブトレインと12速Sram Rival AXS 10-36tカセットが搭載されています。

Sram Red AXSシフターと油圧ディスクブレーキ、40mm幅の700cピレリ・チントゥラート・グラベルタイヤ、3T製ディスカス45 l 40 LTDカーボンホイールにチタンハブ、フィジーク製アンタレスバーサスEVO 00アダプティブサドルといった装備がアナウンスされていますが、基本的には標準モデルの3Tエクスプローロ・レースマックスと同様の装備を持つもよう。

価格は15,000ドルに設定されており、通常のエクスプローロ・レースマックスより3000ドルほど高価であるようですが、2,000台ほどしか生産されないといい（ウラカン・ステラートの1,499台よりは多い）、そしてこのヴェルデ・ギアやレッド、ブラックを用いたウラカン・ステラートっぽいカラーなどの特別仕様を持つことを考慮すると、さほど割高ではないのかも。

自動車メーカーは「自転車」を発売することが多いが

なお、自動車メーカーは「モビリティ」を担うという社会的役割のためか、様々な観点から自転車を発売することが少なくはなく（あるときはスポーツ、あるときは環境への対応から）、BMWやポルシェは電動自転車を発売していたり、ブガッティやアストンマーティンはロードバイクを発売したり、といった事例も。

ただ、自転車については「クルマと腕時計」ほどそのユーザーの嗜好が重複していないように思われ、ぼくの知る限りだと「クルマと自転車」両方を好む人はそこまで多くないようで、それが自動車メーカーと自転車メーカーとのコラボが（腕時計ほど）広がらない理由なのかもしれませんね。

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参照：3T