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フェラーリが「2023年に4モデルを発表する」とアナウンス。ローマ・スパイダー、812後継、SF90のハードコア版、そしてICONA第四弾「SP4」があるかも

2023/02/07

フェラーリ

| フェラーリは2022年から2027年にかけて15車種を発表するとアナウンスしたが、このペースだとすぐに15車種に達してしまいそう |

これまでの流れを見るに、大量に発表した次の年はちょっと「抑え気味」となるようだ

さて、フェラーリはつい先日、2022年の実績について発表していますが、そこでこっそり言及されたのが「2023年には4つのニューモデルを発表する」ということ。

スティーブ・ジョブズがアップルの新製品発表において、一番大きなニュースをプレゼンの最後に「One more thing」と言って発表するようになって以降、ほか各社とも同様に「ビッグニュースをプレスリリースの最後に付け加える」ことが多くなったように思います。

フェラーリ
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フェラーリが発表する「4つのモデル」とは?

そこで気になるのがフェラーリが今年発表するであろう4つのモデル。

まず、フェラーリは中期計画として「今後5年で15車種を発表する」と宣言しており、そのうち1つは昨年秋に発表された「プロサングエ」なので、残るは14車種、そしてそのうちの4車種が今年登場するということになりますね。

フェラーリ
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そこでこの4車種について考えてみると、まず確実なのは「ローマ・スパイダー」。

正式名称は不明ではありますが、すでに「3月に発表」という話が出ています。

順当に考えてゆくと、これはポルトフィーノMとの入れ替えになると思われ、しかし一部では「ポルトフィーノMの下に位置し、新たな客層を開拓する」とも言われていて、しかし生産効率、カニバリズム(自食作用)の観点からこの線はないだろう、と考えています。

フェラーリ
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このほか考えられるのはここ最近目撃情報が活発化している「SF90VS(ヴェルシオーネ・スペチアーレ)」。

これも正式名称はわからないまでも、SF90ストラダーレのハードコアバージョン、かつロングテールを採用すると予想されています。

なお、(812コンペティツォーネ/812コンペティツォーネAのように)ハードコアバージョンは「クーペ、オープン」が同時に発表されることが多いので、ここでSF90VS/SF90VSアペルタが同時発表となれば、ここまでで「3モデル」を使い切ってしまう、ということに。

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812スーパファストの後継モデルも「可能性大」

そしてこのほかに有力なのが812コンペティツォーネの後継モデル。

現在ローマの外装を使用してテストを行っている車両がそれに該当すると思われますが、V12スーパースポーツの受注が停止している現在、フェラーリとしては早々に後継モデルを投入する必要があり、これもまた今年発表される可能性が非常に大きい新型車です(これまでの6.5リッターから、排気量が縮小されるという話もある)。

ただ、まだまだ市販スペックに準ずるボディを装着したプロトタイプが見られないので、この新型V12スーパースポーツの発表は今年後半、そしてそのオープンモデルは来年の発表となるのかも。

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ここまで来ると「4車種」が埋まってしまうものの、モンツァSP1/SP2、デイトナSP3に次ぐICONAシリーズの発表も有力視されており、というのもこれらは販売台数が限定されるものの、車両価格が高額なので、「売上高の増加」に大きく寄与するため。

もちろん今年発表して今年の売り上げに加算されるわけではないのですが(今年の販売に貢献するのはデイトナSP3)、来年や再来年の売り上げに加えるべく、今から「SP4」を発表しておく必要があるんじゃないかとも考えています。

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参照:Ferrari

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