| 画像から判断するに致命的な損傷を負っておらず、比較的安価に修理できる可能性も |
いくつかのパーツは欠落しているが、中古パーツやアフター品で補っても良さそうだ
さて、主に事故車を扱う車両売買サイト、コパート(Copart)。
アメリカやドバイに拠点があり、事故にて破損した車両、洪水などの天災被害を受け、オーナーが修理を断念した車両などが販売されています。
そして今回話題になっているのがランボルギーニ・アヴェンタドールの最終限定モデル「LP780-4ウルティメ」の事故車で、現在の価格は221,000ドル(オークション形式で販売されている)にとどまっており、これはコパートの示す「標準的なアヴェンタドールLP780-4ウルティメの市場価格である738,000ドルのおよそ1/3の価格です。
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見たところ、このランボルギーニ・アヴェンタドールLP780-4ウルティメの破損度合いは大きくなさそうだが
このアヴェンタドールLP780-4ウルティメにつき、走行わずか1,064マイルを数えるのみで事故に遭ったといい、そのダメージは全般に渡る「AO(All Over)」ランク。
ただし見たところだとそれほど大きな破損はなく、フロントバンパーにボディサイド、そして車体後部の損傷といったところ。
ただし車体後部だとタイヤが外れ、リアバンパーも消し飛んでいるものの、サブフレームに歪みや破損はないようにも見えます。
エキゾーストシステムも外されており、おそらくはサスペンションにもなんらかのダメージがあると思われ、しかしながら修理が不可能なレベルには見えず、そして修理に天文学的なコストをがかかるとも思えない範囲だと思われ、もしこの価格で落札できるのであれば「非常にお買い得」かもしれませんね。
このアヴェンタドール・ウルティメのエアバッグは非展開
インテリアは(見た感じでは)ほぼ無傷。
エアバッグが展開していないところからも「事故の際の速度は高くなかった」であろうこともわかります。
こうやって見てもインテリアはほとんど無事であるもよう。
車両の電源はちゃんと入るようなので、やはり全体的な修理コストはさほどかからないかもしれません(エンジンに火が入るかどうかはわからない)。
ちなみにメーター内にはパーキングブレーキの故障が表示されていますが、おそらくはリアホイール破損時に一緒に壊れたのではないかと思われます。
なお、チューニングショップなど、修理中の車両を保管でき、様々なパーツを入手したり修理することが容易な環境であればこのアヴェンタドールを「格安で」路上に戻すことができる可能性があり、ある意味では「世界で最も安価に入手でき、走らせることができる」アヴェンタドールLP780-4ウルティメとなるかもしれませんね。※中古パーツを使用したり、アフターマーケット製パーツを組み込む手もある
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参照:Copart