| ランボルギーニ・ウラカン・テクニカの「速さ」は驚異的である |
さすがはウラカンの「最終モデル」だけあって高いバランスを誇っている
さて、ドラッグレース専門ユーチュバー、ドラッグタイムス氏がランボルギーニ・ウラカン・テクニカとアヴェンタドールSVJという「同門対決」を行いその樣子を自身のYoutubeチャンネルへと公開しています。
それぞれV10、V12モデルでは「ほぼ最高レベル」のスペックを持つスーパーカーですが、ここでその内容を見てみましょう。
ランボルギーニ・ウラカン・テクニカとアヴェンタドールSVJはこんなスペックを持っている
そこでまずはウラカン・テクニカ。
これはウラカンの最終モデルとして位置づけであり、5.2リッターV10エンジンを搭載し7速デュアルクラッチを介して後輪のみを駆動します。
最高出力は640馬力、0−100km/h加速は3.2秒、最高速は325km/h、車体重量は1,379kg、そして価格は29,992,917円。
対するアヴェンタドールSVJは「ニュルブルクリンク最速」を記録したアヴェンタドールのハードコアモデルであり、6.5リッターV12エンジンを搭載しトランスミッションは7速ISR(シングルクラッチ)、駆動方式は4WD。
最高出力は770馬力、0−100km/h加速は2.8秒、最高速は350km/h、車体重量は1,525kg、そして価格は56,703,210円。
実際にランボルギーニ・ウラカン・テクニカとアヴェンタドールSVJがドラッグレースを走ったらこうなった
そこでランボルギーニ・ウラカン・テクニカとアヴェンタドールSVJがドラッグレースを走ってみることとなりますが、アヴェンタドールSVJはパワーと駆動方式に秀でており、対するウラカン・テクニカの武器は「軽さ」。
まず1本目だとアヴェンタドールSVJが勝利し、「やっぱりこれが妥当なところだろうな」と思ったものの・・・。
二本目だとスタートからウラカン・テクニカがスタートからリードし、そのままアヴェンタドールSVJに先行したままゴール。
ドラッグレースのセオリーだと「スタートは4WDに分があり、そこからはパワー次第ではあるものの、軽量なほうが伸びに優れる」というものですが、アヴェンタドールSVJは重量こそ重いものの4WD、そして130馬力分のリードがあり、よってこれはかなり意外な結果だと捉えています。
参考までにウラカン・テクニカのゼロヨンにおけるベストタイムは10.549秒(後輪駆動車としては驚異的なタイムである)、終速は時速131.43マイル(211.5km/h)、そしてアヴェンタドールSVJだとベストタイムは10.730秒、そして終速は134.08マイル(215.7km/h)。
両者ともに1勝1分けとなっていますが、タイムと終速においてもそれぞれ「1勝1分け」といったところですね。
ランボルギーニ・ウラカン・テクニカとアヴェンタドールSVJがドラッグレースを走る動画はこちら
合わせて読みたい、ドラッグレース関連投稿
-
時代は変わったな・・・。キアのファミリーEVがドラッグレースにてランボルギーニ・アヴェンタドールSVJに匹敵。つい数年前までは誰も想像できなかっただろう【動画】
| 実際の数値を見ても、なんとキアEV6 GTのほうがアヴェンタドールSVJよりも優れるトルクを持っていた | 今後はアヴェンタドールよりも速いエレクトリックセダンやミニバンが出てくるかもしれない さ ...
続きを見る
-
大排気量自然吸気、後輪駆動という共通項を持つランボルギーニ・ウラカン・テクニカとコルベットZ06とのドラッグレース対決の結果やいかに【動画】
| 似ているようで意外と性格が異なる二台ではあるが、そのパフォーマンスも非常に近かった | ただし北米ではその価格に大きな差があり、あらためてコルベットのコストパフォーマンスには驚かされる さて、様々 ...
続きを見る
-
ポルシェとランボルギーニのスーパーオフローダー、ウラカン・ステラートと911ダカールがドラッグレースにて直接対決。その価格は3116万円と3099万円【動画】
| ランボルギーニ・ウラカン・ステラートとポルシェ911ダカールの価格は意外と近かった | 「パワー」以外にはパッケージングなどの近似点も少なくない さて、ほぼ同時期に発表された2台のオフロードスーパ ...
続きを見る
参照:Drag Times(Youtube)