｜ これぞまさにクラシック、いかにもポルシェ911らしい仕様 ｜
それにしても911Tがここまで高額にて落札されるようになるとは
さて、ユアン・マクレガーが所有していたポルシェ911Tタルガが競売に登場し166,000ドルで落札されることに（現在の為替レートにて約2390万円くらい）。
なお、ユアン・マクレガー自身はフォルクスワーゲンのコレクターとして知られ、かつBMWのバイクに乗って荒野を旅する樣子がドキュメンタリーとして放映されるなど「意外なモーターヘッド」という一面も持っているもよう。※VWのコレクターという理由からか、VW ID.Buzzのプロモーション動画に起用されている
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このポルシェ911Tタルガはこういった仕様を持っている
そしてこのポルシェ911Tタルガを見てみると、製造年は1972年、そしてボディカラーはブラック。
インテリアはペピータというポルシェらしい仕様を持っています。
搭載されるエンジンは2.4リッター・フラットシックス、トランスミッションは5速マニュアル。
フロントには911Sスタイルのバンパー、そして15インチサイズのフックスホイールというマニア受けしそうな仕様です。
右のリアフェンダーにはオイルフィラーリッドに・・・。
右側のみ砲弾型ミラーという仕様です。※フェンダー上のオイルフィラーリッド、砲弾型ミラーはシンガー・ヴィークル・デザイン製の車両に独自の解釈とともに反映されている
このポルシェ911Tタルガはコンディションも上々
なお、このポルシェ911Tタルガは（画像を見てもわかるとおり）非常によくメンテナンスされており、記されている範囲だとタイミング チェーンのアップデートキットとポルシェクラシックによるラジオが取り付けられているほか、バルブ調整、トランスミッション再シールに加えクラッチ、フライホイール、シフター ブッシュ、エンジンオイルシール、点火コンポーネントの交換が行われている、とのこと。
ただし左右フェンダーやフロントフードには再塗装された形跡があるなど修復の跡も見られるそうですが、全体的には非常に美しい状態を保っていると考えて良さそうです。
タイヤは185/70サイズのブレッドスタイン・スプリントクラシックが装着され、そしてリアショックも交換済み。
なお、左右でシート形状が異なっており、左はスポーツシート、右はバケットシート。
ブラックレザーに見える部分はレザレット（合成レザー）だと紹介されています。
ステアリングホイールはおなじみ4本スポーク。
そして5連メーターも「911の定番」であり、オドメーターは38,000マイルを指していますが、2020年にメーターを交換しており、実際の走行距離は「不明」なのだそう。
販売に際してはポルシェクラシック発行による技術証明書、オーナーズマニュアル、サービス記録、一部スペアパーツが付属する、とのこと。
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