テスラ・サイバートラックの納車開始からわずか一ヶ月後、はじめての事故が目撃される。トヨタ・カローラと衝突しカローラは大破【事故】

｜　一方でサイバートラックの破損は大きくはなく、その頑丈さが証明される　｜

一方では相手に対する攻撃性の高さも懸念されることに

さて、テスラ・サイバートラックは11月30日に納車が開始されたところですが、その1ヶ月後にはやくもクラッシュした姿がネット上にて拡散されてしまうことに。

この事故はカリフォルニア州サンノゼ郊外の、”スカイライン大通り”としても知られる州道35号線でにて発生したものだと報じられています。

状況についてはまだ調査中ではあるものの、報じられる範囲だと、トヨタ・カローラが中央ラインをはみ出て走行し、おそらくはこれを避けようとして反対車線に出たサイバートラックと衝突してしまったようですね。

その事故周辺はこんな雰囲気だった

なお、”スカイライン大通り”と言われるだけあって交通量は少なくなく、数名のドライバーによって事故後の状況が画像や動画に収められ、Youtubeやレディットへと投稿されています。

cjysqpb氏の公開した動画を見てみると、カリフォルニア州ハイウェイパトロールが規制を行っており・・・。

その先を進むと右手にはノーズが潰れたカローラの姿が。

結構大きく破損しているように見えますが、幸いなことにカローラの運転手含む乗員は無傷であったとのこと（サイバートラックのドライバーは軽傷を負ったものの、救急車の手配の必要はなかったそうだ）。

そして左側には横を向いて土手に半分乗り上げたサイバートラックの姿。

サイバートラックはやはり頑丈だった

動画を見るかぎりではカローラの破損が大きく、サイバートラックのダメージはそこまで大きくは見えないものの、サイバートラックのサイドエアバッグが展開しているところを見ると、サイバートラックに加わった衝撃はかなり大きく、それによって車体が大きく横を向いた可能性もありそうです。

なお、イーロン・マスクCEOはサイバートラックについて「同クラスの他のトラックに比較して1マイル当たりの安全性がはるかに高い」 「重心が低いので横転しにくい」と述べていましたが、実際のところ今回の事故によって（カローラとの破損の差異を見るに）その安全性が立証されたと考えることも可能です。

The drivers side of the crashed CT
byu/Brian1961Silver incybertruck

ただ、車両が破損しにくい（頑丈）ということはつまり事故の相手に対する攻撃性が高いということをも同時に意味していて、これはすでに指摘流されているとおり。

衝突試験ビデオを見た評論家が「サイバートラックには正面衝突時に安全な十分なクラッシャブルゾーンが備わっていない」という批判を行ったことが報じられていますが、現時点ではサイバートラックの安全性を評価するための道路安全保険協会などの団体による独立したテストは行われておらず、サイバートラックの攻撃性についてクローズアップされる日がやってくるのかもしれませんね。

Head on today on CA-17
byu/boddhya incybertruck

サイバートラックの事故直後を収めた動画はこちら

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参照：Motor1