| 様々な意見があるだろうが、サイバートラックが”恐るべきクルマ”であることは認めねばならない |
今後、さらにサイバートラックの威力が様々な場面で法事られることになるだろう
さて、とにかく話題には事欠かないテスラ・サイバートラックですが、今回は1/8マイル、0-60マイル加速にて驚異的なタイムを記録したという動画が公開に。
ちなみにサイバートラックは当初「0-60マイル(96km/h)加速1.9秒」という触れ込みであったものの、実際に発売されてみると、最上位モデルの「ビースト」であっても公式加速タイムが2.6秒にとどまっており、ある意味では多くの人をがっかりさせています(ただし、もしクワッドモーター搭載モデルが登場すれば、本当に1.9秒を実現するかもしれない)。
テスラ・サイバートラックは加速、安定性ともに驚くべき数字を見せる
ただ、この「0-96km/h加速2.7秒」というのは「1.9秒」と比較すると見劣りするものの、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンのスーパーカーと比較しても遜色ないどころか「むしろ速い」数字です。
そこで今回、サイバートラックの最上位モデル「ビースト(857馬力、トライモーター)」が納車されたオーナーが自身の車両をドラッグレース場へと持ち込んでタイムを計測することとなったのですが、まず驚かされるのは1/8マイルの走行タイム5回のうち4回をほぼ同じタイム(6.88秒、6.86秒、6.89秒、6.95秒)で走ったこと。※タイムがずれたのはウエット時のみで、この際は7.64秒
テスラのクルマはモデルSにせよモデルXにせよ「ドラッグレース最速」として知られるものの、ドラッグレースを数本走ると(バッテリーやエレクトリックモーターの発熱、その制御の問題で)タイムが不安定になることもまた有名であり、ここはポルシェに何度も「突っ込まれた」部分です。
しかしながらサイバートラックでは安定したタイムを示しており、つまりはその制御を大きく進化させた、と考えていいのかも。
さらにびっくりなのは0-60マイル加速においても2.68秒と2.72秒という「安定した」数字を見せていて、これらはいずれも公称値の2.6秒に近いタイム。
なお、公称値は「ベスト・オブ・ベスト」の数字なので、一般ユーザーがイキナリ走ってこの数字を出すことは難しく、しかしかなり接近したタイムを出しているところを見てもサイバートラックの制御の優秀さを知ることができるかと思います。
そしてこのタイムは「3,139kgもの超ヘビー級のクルマが」、ハイグリップタイヤではなく外形35インチのオールテレーンタイヤを履いたまま出したものであり、これを考慮するならば、いかにこのタイムが常識はずれのものであり、とんでもない数字であるかもわかろうというもの。
おそらく今後、サイバートラックは様々なユーチューバーによって様々なカスタムがなされる例が出てくるかと思われますが、中には「ハイグリップタイヤを履いてゼロヨンや0-60マイル加速を走らせる」オーナーも登場する可能性があり、その際のタイムにも注目したいところでもありますね。
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