新型メルセデス・ベンツGクラスのティーザー画像/動画が正式公開。まずはG500とG63が登場、マイルドハイブリッド化に加え外観と足回り、インフォテイメントの変更も

｜　新型メルセデス・ベンツGクラスはその品質、走りの質感を大きく向上させることになるものと思われる　｜

これによってGクラスはさらに高級なサブブランドへと成長し、メルセデス・ベンツの利益に大きく貢献することに

さて、メルセデス・ベンツはGクラス（ゲレンデ）をアップデートする計画を持っていますが、今回公式インスタグラムとXにていくつかのティーザー画像と動画を公開し、その発表が近いことを匂わせています。

なお、今回のアップデートはW463世代のライフサイクル中におけるフェイスリフトということになりますが、いくつかの情報も公開されており、ここでそれらをまとめてみたいと思います。

新型メルセデス・ベンツGクラスはこんなクルマに

まず、新型メルセデス・ベンツGクラスの外観は（フェイスリフトということもあり）キープコンセプト、つまり箱型のシルエットとタフなルックスはこれまでどおり。

しかし実際には様々な変更が加えられ、大まかにいえば「電動パワートレイン、改善された空力性能、新しいインフォテインメントシステム」といった特徴を持つもよう。

当初投入されるグレードは「G500」そしてメルセデスAMG「G63」で、G500だと（市場によって相違があるものの）V8エンジンを廃止しマイルドハイブリッド（ISG）と組み合わせられることとなりますが、AMG G63にもマイルドハイブリッドが追加され、しかしこちらのエンジンはV8を継続する、と報じられています。

加えて、走行性能に関するアップデートもあるといい、オフロードでの走破性を向上させるアクティブ ライド コントロール サスペンションの採用がアナウンスされています（現時点で詳細は不明）。

The Rise of Thrill. Get ready to meet: the all-new Mercedes-AMG G 63.#TheRiseOfThrill #TheGeländewagen #G63 #GClass #MercedesAMG

[Mercedes-AMG G 63 | Energieverbrauch kombiniert: 15,7‒14,7 l/100 km | CO₂-Emissionen kombiniert: 358‒335 g/km | CO₂-Klasse: G] pic.twitter.com/e7QbTvkN0S

— Mercedes-AMG (@MercedesAMG) March 25, 2024

スタイリングに関しては、G500 / G550 の公式ティーザー画像/動画から判断するに、水平スリットを備えたグリルが与えられること（質感が大きく向上しているように見え、メルセデス・ベンツがGクラスを高級サブブランドへと移行させようとしていることがわかる）、新デザインのホイール、若干のデザイン変更が加えられたバンパー、（空力性能を考慮してか）丸みを帯びたピラーを確認可能。

内装についてだと、フェイスリフトされたGクラスの全バージョンに最新世代のMBUXインフォテインメントシステムがが搭載され、Gクラスでははじめて「タッチスクリーンが搭載」されることがわかっています。

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今回のメルセデス・ベンツGクラス「フェイスリフト」にあわせて電動版も登場か？

なお、ちょっと気になるのは今回のGクラスのフェイスリフトにあわせて電動版Gクラス、すなわちEQG（この名称を使用しない可能性も指摘されている）が登場するのかどうか。

すでにティザー画像や動画がいくつか公開されており、その発表が近いことを伺わせるものの、それが今回同時に行われるのか、それとも別の機会となるのかには注目が集まるところですね。

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参照：mercedesbenz（Instagram）, Mercedes-Benz（X）