| 新型マツダCX-80はCX-60に比較して大きな差別化が与えられ、そのぶんサイズそして価格も大幅にアップすると見られている |
欧州でのCX-80の納車は「秋頃」に開始予定
さて、現在発表に向けて調整が行われていると言われる新型マツダCX-80。
これはCX-60同様の「ラージ商品群(ラージ アーキテクチャ)」プラットフォームを使用した新世代SUVですが、簡単に言えばCX-60の3列シートバージョンということに。
ただ、(北米市場での)「CX-70とCX-90」との関係とは異なり、日本と欧州を中心に導入されることになるCX-80は「CX-60の単なるストレッチ版ではない」とされ、つまり両者の間には大きな差別化が与えられると言われています。※興味深いことに、オーストラリアではCX-60、CX-70、CX-80、CX-90すべてが販売されるようだ
新型マツダCX-80の欧州発表は4月18日
そして今回、マツダは新型CX-80のティーザー動画をYoutubeそしてXにて公開しており、ここではCX-80のボディワークの一部が示されています。
そこで確認できるのは立体感のある、そして厚みのあるウインドウモール形状で、これはCX-60とは大きく異なっており、ここがCX-80のハイライトであると同時に、3列シートの存在や拡大された荷室空間、そしてなによりもその高級感を示しているのかもしれません(リアウインドウがより”立って”いるようにも見える)。
ちなみにこのウインドウモールはけっこう重要な部分であり、自分でクルマを運転して走っていると、(先行する)ほかのクルマのウインドウモールが比較的よく目に入り、とくにマツダだとCX-5におけるこのパーツが強い印象を残すように思います。
Don't miss out on the virtual reveal of Mazda's latest tribute to Japanese aesthetics, the all-new Mazda CX-80, the most spacious SUV in our current model line-up.
— Mazda UK (@Mazda_UK) April 11, 2024
Save the date: April 18th at 11am.#MazdaCX80 #CraftedInJapan pic.twitter.com/6bMO8gnIjl
なお、CX-80の全長は5,000ミリに達するとされ、これはCX-60の4,745ミリに比較するとかなり長く、ホイールべースもCX-60の2,870ミリから一気に3,000ミリ以上に伸びるという話もあるので、つまりこれは「かなり」大きなクルマとなりそうです。
目下、日本でのCX-80に関する話題は「発売時期」「価格」に集約されているようですが、日本では6月頃の発表が予定されていると言われ、欧州での「4月18日」の発表よりは少し遅れることとなるのかも。
ただし欧州での発表時にその価格が発表されるとすれば、現地でのCX-60とCX-80との価格差をそのまま日本に当てはめることで「日本国内価格」を推測することができそうですね。
ちなみにですが、欧州でのCX-80の納車開始は「2024年秋」だとされ、しかしCX-80の生産は日本で行われると見られるため、日本での納車時期もこれに近い時期となるものと考えられます。
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