| ここ最近、相次ぎ多くの自動車メーカーがEVからPHEVへの軸足の移動に言及している |
やはりいずれの自動車メーカーも「EV狂想曲」に踊らされてしまったのか
さて、ここ最近様々な自動車メーカーが「EVへの対応」姿勢を変化させており、具体的に言えば「EV開発・発売をスローダウン」「ガソリン車全廃を撤回」「EVへのラインアップ移行を遅らせる」。
これはフォルクスワーゲンやメルセデス・ベンツ、ベントレーといった欧州の自動車メーカーのみならず、フォードやEVなどアメリカの自動車メーカーも同様の意向を見せているため、「世界的な流れ」だと捉えてよいかと思います。
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メルセデス・ベンツが「EV集中」戦略を転換し2030年以降もガソリン車を作り続けるとコメント。「2030年であっても、EV / PHEVの販売比率は50%にとどまるだろう」
| もはやEVの販売減速、ガソリン車の存続は誰の目にも明らかに | 今後さらに多くの自動車メーカーがメルセデス・ベンツ同様に「方針転換」を行うものと思われる さて、昨今は「EV離れ」「ハイブリッド / ...
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アストンマーティンも「最新の流れへ」
そして今回報じられているのが、アストンマーティンもこういった流れに「乗る」という報道。
なお、アストンマーティンは(英国のほかの自動車ブランド同様に)電動化に対して早い段階で興味を示しており、2021年の段階で「2025年には全車種電動化、2030年にはガソリン車全廃」という計画を打ち出しています。
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アストンマーティンが方針転換!「2025年にはすべて電動化」「2030年にはガソリン車廃止」「2030年の販売構成はピュアEVが50%、スポーツHVが45%、サーキット専用モデル5%」
| アストンマーティンは新体制への移行とともに計画を大きくシフト | さて、ローレンス・ストロール体制になった後、続々と新しい計画を発表しているアストンマーティン。ただし新しい計画を発表するということ ...
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加えて2023年夏には米新興EVメーカー、ルシード(ルーシッド)との提携によって4つの新しいモデルを支えるモジュール式電気自動車プラットフォームの計画を発表し、これらにはクロスオーバーからハイパーカーまであらゆるものが含まれ、最初のEVは2025年に登場することが計画されていたわけですね。
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アストンマーティンが「まさかの」米ルシードとの提携を発表。ルシードの技術を使用しエレクトリック「ハイパーカー、スポーツカー、GT、SUV」を開発
| アストンマーティンは内燃機関に固執するかのように見えたが、2030年までにはピュアEV中心のラインアップへ移行するようだ | それにしてもまさかルシードと提携するとは予想だにしなかった さて、アス ...
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そして今回報じられているのが「そこから方針の変更がなされた」というもので、これによると アストンマーティン会長、ローレンス・ストロール氏は以下のように述べたとされています。
我々は2025年末に最初のEVを発売する計画を立てており、その準備はできていたが、政治的理由か何かで、消費者の需要よりもEVに対する(政府の)誇大宣伝が特に大きくなっているようだ。我々のEVは技術的、かつ物理的にも問題なく設計なされているが、我々の顧客は内燃機関(ガソリンエンジン)を搭載した車両を望んでいる。
その結果、アストンマーティンとしては最初のEVの発売を2年遅らせて2027年とし、その間は「EVよりもPHEV」を重視してガソリンエンジンを残したままでの電動化を進めることになりますが、PHEVパワートレーンに使用されるのはメルセデスAMGより供給される4リッターV8ツインターボであることについても言及し、興味深いのは「PHEVは少なくともあと10年は存続し、その間はガソリンエンジンが存在し続ける」「内燃機関の製造が許される限り、それを作り続ける」と述べていること、そして「V12エンジンとプラグインハイブリッドとの組わせを期待していい」と発言していること。
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アストンマーティンが「初のEVはSUV」、そしてエアロダイナミクス向上のためにエアを噴出する」斬新な構造やクワッドモーターなど各新技術について語る
| これからのアストンマーティンは「今まで」とは大きく異なり、積極的に様々な分野の様々な技術を取り入れることになりそうだ | とくにF1からの技術移転は今後の製品づくりの「コア」となるかもしれない さ ...
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つまりアストンマーティンはフェラーリやランボルギーニ同様、V12エンジンを(サーキット走行専用車のみではなくロードカーにおいても)存続させることを決定したと考えてよく、これはひとつの朗報だと言えそうです。
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