ポルシェが電動自転車（eバイク）のフラッグシップを第2世代にモデルチェンジ。フレームカラーは車体と共通の「ルビースターネオ」「シャークブルー」等がラインアップ

Image：Porsche

｜　ポルシェは将来的に「自動車ビジネスのみでは会社が成立しなくなる」と考えている　｜

電動マイクロモビリティには大きな期待がかけられている

さて、少し前に電動キックボード含むマイクロ電動モビリティに参入すると発表したポルシェ。

実際に電動自転車関連企業を買収し積極的な展開を行っていますが、既存電動自転車企業との共同開発も進めており、つまりは「かなり注力している分野」だとも言えそうですね。

電動バイク（自転車）には賛否両論あるが

なお、電動バイクには賛否両論あり、純粋主義者からは「ピュアではない」という批判を受けがちではあるものの、故ケン・ブロックは「同じペダリングで2倍の距離を走れるなら、もちろん電動バイクで2倍の距離を走る」と語ったことがあり、もちろんぼくもそれに賛成です。

そしてポルシェ（ポルシェデザイン）が直近で発売したのが「ポルシェ eバイク クロスパフォーマンス EXC セカンドジェネレーション」。

これはポルシェとドイツのディーベルクにある Rotwild Bikes が共同開発した電動マウンテンバイクで、カーボンファイバー製のフレームとハンドルバーにホイール、シマノ製の630WバッテリーとEP801モーター（最大トルクは85Nm）、そしてフロントにFOX製 34フロート、リアにもやはりFOX性製のフロートDPSダンパーを備えるというハイスペックモデル。

ブレーキは前後ともマグラ製で、それぞれに4ピストンキャリパーが装着され、クランクブラザース製のサスペンションシートポストが与えられていますが、フレームサイズは3種類が揃っており、スモール（27インチホイール、ライダーの適合身長は156〜170cm）、ミディアム（29インチホイール、適合身長は168〜182cm）、ラージ（29インチホイール、適合身長は180〜194cm）といった構成です。

ポルシェらしく「ポルシェの実車と同じカラー」が揃う

そしてぼくが強調したいのは、フレームカラーに「ポルシェ（実車）と同じ色が用意されている」ということ。

たとえばシャークブルーにルビースターネオ、シェードグリーンメタリックなどの（最新の）人気カラーが揃っており、これは同じポルシェデザインがその腕時計の文字盤やストラップに「実車と同じカラーや塗料、素材を使用している」のと同じく”うれしい”配慮です。

こちらはカーマインに・・・。

ポルシェ一族の愛したオークグリーンメタリックも。※以前のラインアップだとカラーオーダーを受け付けていた記憶があるが、現在では停止されているようだ

ただしその価格は安くはなく、14,200ユーロ（現在の為替レートにて238万円くらい）に設定されており、第一世代に比較するとぐっと値段が上がってしまったようですね。

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参照：Porsche Design