| ポルシェが電動キックボードを発売するのであれば、ちょっと欲しい気もする |
ただし日本だと法律上登録の必要性がありそうだ
さて、ポルシェが「ファズア(Fazua)社」の株式20%を取得した、と発表。
このファズア社というのは聞き慣れない名ではありますが、ポルシェによればファズア社は「eBikeドライブシステムの革新的なメーカー」そして「軽量でコンパクトなドライブ技術開発のパイオニア」であると紹介。
加えてファズア社は「軽量eバイク:の先駆者であり、現在40以上ブランドにその技術を提供している、とコメントしています。
将来的にポルシェはファズア社を買収
なお、ポルシェは今回の株式取得価額について述べていないものの、さらなる株式を追加購入するオプションを持っていると述べ、これを行使すれば「ファズア社を完全に買収できる」とも。
さらにポルシェはポヌーク・インベストメントとの戦略的パートナーシップにおいて電動モビリティに焦点を当てた2つのジョイントベンチャーを設立すると述べており、一つはeバイクの開発や製造・販売に関わるものだと紹介されています。
もうひとつは「急成長するマイクロモビリティ市場における技術的なソリューション」を提供するものだとされ、おそらくは電動キックボードのような移動手段なのだと思われます。
欧州では電動モビリティ市場が大きく成長する可能性
なお、ポルシェによると「電動モビリティ市場は急成長」。
おそらくこれは欧州においてのことだと思われますが、たしかに最近ブガッティが電動キックボードに参入するなどにわかに盛り上がっているような気もします。
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加えてBMWやプジョーも相次ぎeバイクや電動キックボードを発表済み。
こういった電動モビリティについては、それ単体での”移動手段としての使用”はもちろんのこと、クルマに積んでおき、クルマを駐車してからの「ちょっとした移動」に使うという用途での提案も多く、いくつかのコンセプトカーにおいてはラゲッジスペースにコンパクトな電動キックボードをドッキングさせ、充電もできる、というパッケージが見られます。
そしてBMWは電動バイクや電動自転車にも力を入れており、そういった傾向を見てもやはり「今後は電動マイクロモビリティの時代が来る」と考えていいのかもしれませんが、現在こういった電動自転車、電動キックボードについては国や地域によって扱いが異なり、日本だと「自走できる乗り物」については法規上登録や運転免許が必要だったりするので、我が日本においては「従来の交通を変えてしまうほど」大きく普及することはないのかもしれません。
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