Image:TAG HEUER
| この「パープル」は実際に腕に巻くと非常に独特の表情を見せてくれる |
そして相変わらずタグ・ホイヤーのトゥールビヨンの価格は「驚異的」である
さて、タグ・ホイヤーが「カレラ」に新作2モデルを追加。
最近の同社の恒例となっている、”同デザインを持つ「クロノグラフ」「トゥールビヨン」の同時投入”であり、今回発売されたのはグラデーションのパープル文字盤を持つ「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ(CBS2219.FC6607、995,000円)」そして「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ(CBS5017.FC6605、4,812,500円)」の2モデル。
なお、腕時計業界の流行は引き続き「ターコイズ」「グリーン」ではあるものの、今回のニューモデルは2022年にタグ・ホイヤーが発売した「パープルのモナコ」の流れを汲むもので、独自色の強いモデルとなっています。
新作「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」はこんな腕時計
そこでこれら2本を順に見てゆきたいと思いますが、まず「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」はタキメーターベゼルが風防下に格納される「グラスボックス」構造を採用しています(エキゾチックな雰囲気もある)。
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これによって滑らかでエレガント、かつ高級感のあるルックスを実現していますが、グラデーションパープルの文字盤そのものも「すりばち状」を持ち、クラシカルな雰囲気も演出されています。
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タキメーターベゼルはスモークダイヤルのエッジに合わせたブラック、そしてスケールには(インデックスや針とシンクロする)シルバーが用いられ、全体的な統一感も申し分がないようですね。
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ケースバックはスケルトン、搭載されるムーブメントは80時間のパワーリザーブを誇るTH20-00、そして巻き上げローターの形状はタグ・ホイヤーのエンブレムを模したもの。
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ケース素材はステンレススティール、ケース径は比較的コンパクトな39ミリ、そして角を落としたグラスボックス構造を持つために「スーツにも合う」一本と言えるかもしれません。
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新作「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ」はこんな腕時計
もう一本の新作「トゥールビヨン版」を見てみると、こちらは限定200本のみにせ生産され、トゥールビヨンにもかかわらず「500万円以下(タグ・ホイヤーは機械式腕時計業界においてトゥールビヨンの価格破壊をもたらしている)」という衝撃の価格設定。
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搭載されるムーブメントはパワーリザーブ65時間のTH20-09、ケース径は42ミリです。
なお、装着されるストラップは通常のカレラ版と同じく「パンチング加工が施されたカーフ」、そして裏面にはパープルのライニング。
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