
Image:TAG Heuer
| タグ・ホイヤーは「F1」だけではなく「インディ500」にも |
モータースポーツ全般を制覇する勢いである
世界3大レースのひとつであり、アメリカ最高峰のモータースポーツイベント「インディアナポリス500(インディ500)」。
2026年、その記念すべき第110回大会を祝福する特別なタイムピースが、オフィシャルタイムキーパーを務めるタグ・ホイヤーから発表され、それが今回紹介する「タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ × インディ500(WBY111G.BA0042)」です。
「限定のレーシングウォッチは欲しいけれど、日常使いでの実用性も妥協したくない」「派手すぎるデザインは苦手」という時計ファンにとって、このモデルはまさに理想的な選択でもあり、今回はこの最新作がなぜこれほどまでに注目を集めているのか、デザインの特徴から進化したスペック、そして大人の時計選びにおける新たな視点までについて触れてみたいと思います。
この記事の要約
- 110周年を祝う特別仕様:インディ500の110周年を記念し、世界限定1,110本のみ生産される希少なコレクターズアイテム
- 最先端の光発電ムーブメント:太陽光だけでなく人工の光でも充電可能な「ソーラーグラフ キャリバー TH50-00」を搭載し、最大15年のバッテリー寿命を実現
- 洗練された38mmデザイン:引き締まったサンドブラスト加工のケースに、インディ500のロゴが映えるブラック&ブラウンの文字盤を採用

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タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ × インディ500はこんな腕時計
1986年の誕生以来、モータースポーツのアドレナリンを体現し続けてきた「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」コレクション。
その最新進化形として近年タグ・ホイヤーが最も注力しているテクノロジーが光を原動力とする「ソーラーグラフ」であり、今回発表された「WBY111G.BA0042」は、その利便性にインディ500の不朽のヘリテージ(遺産)を融合させた2026年屈指の注目作です。
文字盤(ダイヤル)には上品なブラックオパーリンを採用し、フランジ(文字盤の外周リング)には落ち着いたブラウンカラー(珍しい選択である)。
60秒スケールとともに「Indy 500」の公式ロゴが誇らしげに刻印されるほか、針やアプライドインデックスにはロジウムコーティングが施され、夜間や暗所での視認性を高めるスーパールミノバ(夜光塗料)も塗布されるなど、レーシングウォッチとしての高い実用性、そして大人のガジェット感を両立させた見事なカラーリングがその魅力であるかと思います。

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詳細:タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ × インディ500
なお、ケースとブレスレットには、あえて細かな砂を吹き付けたようなマットな質感が美しい「サンドブラスト加工」のステンレススティールを採用し、ギラギラとした輝きを抑えることで、ツール(道具)としてのタフな印象を強調しつつ、傷が目立ちにくい仕様になっているのも嬉しいところではありますね。
主要スペック・仕様表
| 詳細仕様(Ref. WBY111G.BA0042) | |
| ケース径 / 厚み | 38 mm / 10.2 mm (ラグ幅: 42 mm) |
| ケース素材 | ステンレススティール(サンドブラスト加工) |
| ベゼル | 両方向回転式(TH-ポリライト素材) |
| ガラス | サファイアクリスタル |
| 防水性能 | 100 m 防水 |
| ムーブメント | ソーラーグラフ キャリバー TH50-00(ソーラークォーツ) |
| 主な機能 | 時・分・秒表示、デイト(日付)表示 |
| パワーリザーブ | フル充電時で最長10ヶ月(わずかな光で1日分駆動) |
| バッテリー寿命 | 最大 約15年間 |
| 限定数量 | 世界限定 1,110本(インディ500の110周年に由来) |
| 国内メーカー定価 | 313,500円(税込) |

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驚異の「ソーラーグラフ」テクノロジー
このモデルに搭載されている「キャリバー TH50-00」は、ラ・ショー・ド・フォンにあるタグ・ホイヤーのファクトリーが誇る画期的なソーラークォーツムーブメントで・・・。
- あらゆる光をエネルギーに:直射日光だけでなく、オフィスの蛍光灯などの人工光でも効率よく充電。わずか1分間光に当てるだけで、丸1日分の駆動エネルギーを確保可能
- 圧倒的な利便性:フルチャージされた状態であれば、完全に光が遮断された環境でも最長10ヶ月間動き続け、一般的なクォーツ時計のように数年ごとに電池交換をする必要がなく、最大15年間もバッテリーが持続するため、メンテナンスの手間が大幅に軽減される
このテクノロジー、そしてそれを搭載したフォーミュラ1はタグ・ホイヤーにとっての「最注目モデル」のひとつです。
市場での位置付けとサイズ感の妙
近年の時計業界のトレンドとして、「ケースサイズの適正化(ダウンサイジング)」が挙げられますが、かつてのレーシングクロノグラフといえば43mm〜45mmといった大型で肉厚なモデルが主流であったものの、本作では「38mm」という絶妙なケース径を採用しています。
手首に収まりが良いサイズ感でありながら、厚みも10.2mmに抑えられているため、シャツの袖口にも引っかかりにくく、すでに発売されているフォーミュラ1シリーズはオン・オフ問わずデイリーユースに最適なスポーツウォッチとして市場でも極めて高い評価を得ているのは御存知の通り。
そして今回の「フォーミュラ1 ソーラーグラフ × インディ500」は、”控えめなラグジュアリー”、”主張しすぎないフィニッシュやカラー”、”適度なサイズ、ケース形状を持つスポーツウォッチ”、”ゼンマイの巻き上げや電池切れの心配がないソーラー駆動”という現代のトレンドにマッチ、あるいは先取りした仕様を持っており、まさに大人の時計選びに適した一本だとも考えています。

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特に、日常的に複数の時計を使い分けるコレクターや、アクティブな趣味を持つエグゼクティブにとって、「週末に外していても週明けに時間が止まっていない」「いざという時に時刻合わせが不要で正確」というクォーツ・ソーラーの利便性は、何物にも代えがたいメリットです(よってカルティエもこの分野に注力している)。
タグ・ホイヤーはいち早くこの需要に着目し、高級感ある外装(サファイアガラスやサンドブラストケースなど)に、最先端のソーラー技術をドッキングさせ、しかし日常の実用時計としてではなく、「伝統的なモータースポーツのロマン」をまといながら「最先端のサステナブルな利便性」を享受できるという、クルマ好きには嬉しい1本に仕上がっています。

Image:TAG Heuer
結論
上述の通り、タグ・ホイヤー フォーミュラ1 ソーラーグラフ × インディ500(WBY111G.BA0042)は「キャラクターもののコラボウォッチ」とは一線を画す、極めて完成度の高いタイムピース。
モータースポーツの聖地が持つ熱いマインドをブラック&ブラウンのシックなカラーリングで大人っぽく表現し、腕馴染みの良い38mmケースに収める。そして内部には15年間電池交換を気にせず使える最先端ソーラーを宿したムーブメント。
これほど「理にかなった」限定スポーツウォッチはそうそうお目にかかれるものではなく、インディ500の110周年にちなんだ「世界限定1,110本」という希少性、そして国内定価313,500円という昨今の高級時計市場においては極めて良心的なプライス設定も大きな魅力だと考えられ、人とは違うストーリー性を持ち、なおかつ毎日タフに使える相棒を探しているなら、この特別なフォーミュラ1は間違いなく最良の選択肢となりそうですね(モデル名とはいえど、「フォーミュラ1」と「インディ500」が1本に同居する腕時計もめずらしい)。
Legends built brick by brick.
— TAG Heuer (@TAGHeuer) May 18, 2026
Few races carry mythology quite like the Indianapolis 500. Since 1911, the Speedway has tested drivers against distance and concentration and accumulated traditions along the way— rituals passed down through generations that give the race a… pic.twitter.com/ZvBZl2Po3T
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