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フェラーリの株価がついに「500ドル」を突破、2015年の公開時の株価に比較して約10倍の水準に

フェラーリ

| これにF1での勝利が加われば、フェラーリの株価はさらなる高みへ到達するであろう |

ただし今後発表されるEVの反響次第では株価にネガティブな影響が出る可能性も

さて、フェラーリの株価が500ドルを(終値ベースで)はじめて突破し503.84ドルを記録。

参考までに、ぼくの現在のポートフォリオは「フェラーリ」「エヌビディア」「マイクロソフト」「テスラ」の4つで95%が構成されていますが、その中でもフェラーリ株の構成比率は比較的大きく、そしてぼくがフェラーリ株を購入したときに比較すると8倍以上になっており、これで296GTBの代金も問題なく払えることになりそうです。※下のチャートはフェラーリ株の上場以来の値動きを示したもの

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Image:Ferrari

フェラーリ ローマ
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フェラーリは今後「利益率重視」に?

なお、ここ最近で大きく株価を上げている要因としては、ニューヨーク市場全体が上がっているということに加えてフェラーリが行った決算発表の内容によるところが影響しているのだと考えられ、簡単に言えば「より少ない台数でより大きな利益を稼げるようになった」。

つまりは収益性が向上しているということになりますが、「台数を追求しなくても利益があがる」ということは企業にとって様々なメリットを生み、仕入れや生産、輸送、販売のためのコスト、アフターサービス等において大きくコストを引き下げることが可能です。

さらにフェラーリの場合、「販売台数を抑制する」ことは「希少価値の維持」に直結し、ブランド価値を高めるという意味においても非常に重要な意味を持つわけですね。

よって今後フェラーリはこの路線をひた走るものと思われ、これによって「車両価格の引き上げ」「購入に際してのハードル引き上げ」などが予想されますが、「台数を抑える」傾向はすでに下のグラフからも見て取れます(フェラーリは将来的に、新しいEVを追加したとしても13,000台くらいに年間生産台数を抑えるのかも)。

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参考までにこちらはランボルギーニの販売台数(2024年は車種別の販売構成が公表されていない)。

フェラーリとは反対に「台数を伸ばす」方針を採用しており、しかし同時にランボルギーニは高い利益率を誇ります(高い利益率の背景には、親会社であるフォルクスワーゲングループのリソースを活用できることがあるのは間違いない)。

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そしてこちらはフェラーリとランボルギーニの販売台数の推移。

おそらくは2−3年でランボルギーニがフェラーリを抜くんじゃないかという勢いですね。

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