これは本気？本気なのか？Genesisが超ラグジュアリーなオフローダー「X グラン イクエイター コンセプト」を公開

Image：Genesis

｜　「韓国発ハイエンドオフローダー」登場、ただし現時点では「市販の予定なし」　｜

しかしながらここで見られるディティールは将来の市販車に反映されるようだ

韓国の高級車ブランド”Genesis（ジェネシス）”といえば、都会的なセダンやSUVで知られ、オフロードとは縁がないという印象も。

ですが今回、そのイメージを一変させるような新コンセプトカーが登場してちょっとした話題となっています。

その名も──ジェネシス X グラン イクエイター コンセプト（Genesis X Gran Equator Concept）。
「洗練されたラグジュアリー」と「オフロード性能」という相反する要素の融合をテーマにした、全く新しい存在です。

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ジェネシス初の「本格オフロード・ラグジュアリー」

ジェネシスのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ルク・ドンカーヴォルケ氏曰く、「X グラン イクエイターは”対極の調和（Harmonization of Contrasts）”をデザイン哲学に持つ」。

「洗練と無骨、快適さと冒険心。それらを1台のクルマに融合させたのがこのモデルです。」

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X グラン イクエイター コンセプトは、過去のX グランクーペやX グランコンバーチブル同様、ミニマルなデザインと美しいプロポーションが魅力であり、以下のような特徴を持っています。

• 長いボンネットとスラントしたCピラーによる都会的な印象
  
• 24インチサイズのビードロックホイールにオールテレインタイヤというオフローダーの特徴
  
• ルーフレールと上下分割式テールゲートを備え、実用性と探検性能も抜かりなし
  
• フロントとリアには幾何学的なアディショナルランプを装備

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X グラン イクエイター コンセプトのインテリア：デジタルとアナログが融合する未来的空間

車内もまさに「調和のアート」で、以下のような特徴を持っており、未来的でラグジュアリーなのに、どこか懐かしい。そんな不思議な空間が広がっています。

• アナログカメラのダイヤルをモチーフにした4連ディスプレイ
  
• 対照的なカラーリングと幾何学モチーフ
  
• フロントシートは回転式で居住性をアップ
  
• モジュラーストレージで実用性も確保
  

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X グラン イクエイター コンセプトの名前の由来は「世界最高のアラビア馬」

ジェネシスによれば、この"Gran Equator（グラン・イクエイター）"という名前は、伝説的なアラビアン種の馬に由来するとのことで、この馬は持久力、俊敏性、そして上品な力強さを象徴し、それこそがこのクルマの目指すコンセプト──洗練されたパワーと冒険心を表しているとのこと。

非常に魅力的なクルマではありますが、ジェネシスはこのモデルをあくまでコンセプトカーと位置付けており、市販予定は「現時点ではない」としています。

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ただし、ルーフレールやスプリットゲートといったデザイン要素は、将来の市販車にも反映される可能性があるとしており、間接的にはこのクルマのディティールが生かされる可能性も示唆。

実際のところ、過去のXコンセプトもいくつかは現実のモデルに進化していますし、「これはただのコンセプトカーに終わらないのでは」と期待してしまいますね。

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