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ランボルギーニのレストア部門「ポロストリコ」、創設10周年を記念してレストアをテーマにしたショートフィルムシリーズを公開

ランボルギーニ

| 10周年を迎えた「ポロストリコ」 |

ランボルギーニの過去を未来へとつなぐ重要な”伝道者”

ランボルギーニが「自社のヘリテージ部門、ポロストリコが創設10周年を迎えた」と発表し、その節目を記念したショートモーションピクチャーシリーズを発表することに。

テーマは同部門の柱とも言える4つの領域――ヒストリカル・アーカイブ、エキスパート、レストア、そして真正性の認証です。

中でも「レストア」はポロ・ストリコの活動の象徴的存在で、オリジナルへの敬意、職人技、そしてランボルギーニ本社による公式認証が、すべての作業の基盤となっています。

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Image:Lamborghini

レストアは「蘇生」の行為

このレストアの過程では、歴史的アーカイブ(参照資料)と熟練の職人たちの技によって1台1台が当時のスペックに忠実な形で蘇ることとなりますが、ランボルギーニにとってクラシックモデルを扱うことは、単なる修復作業ではなく「形」「音」「感情の遺産」を再び生き返らせること。

アフターセールスディレクターのアレッサンドロ・ファルメスキ氏は次のように語っています。

「ポロストリコにおいて、クルマは単なる乗り物ではありません。それはマイルストーンであり、記憶であり、感情です。我々は新しいランボルギーニを生み出す時と同じ厳格さでレストアに取り組んでいます」

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Image:Lamborghini

職人技と最新技術の融合

レストアにおいては、ボディカラーやシートの質感、ステアリングの手触りに至るまで徹底的に研究されるといい、伝統的な職人技と最新のデジタル技術を融合させ、すでに生産されていないパーツまでも忠実に再現するのだそう。

「オリジナルへの忠実さ」「細部へのこだわり」「情熱」。

この3つの価値観が、ランボルギーニのレストアを唯一無二の存在へと昇華させているのだと考えてよく、「形状や機能」だけではなく、「操作し、そこから得られる感覚」すらも当時の再現を目指しているというわけですね。

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Image:Lamborghini

世界各地で続く10周年イベント

なお、ポロストリコ誕生10周年を祝う国際的なイベントも進行中であるとアナウンスされており、ペブルビーチ・コンクール・デレガンスでのデビューを皮切りとし、すでにイギリスと日本で開催された「ランボルギーニ・デイ」ではポロ・ストリコ専用エリアが設けられ、顧客やコレクターと交流の場が提供されたのか記憶に新しいところ。

最終章はイタリア・ボローニャで開催されるクラシックカーイベント「Auto e Moto d’Epoca」(10月23日~26日)にて迎える予定だとされ、ここでは(地元ということもあって)カウンタックやミウラ、エスパーダなど様々なランボルギーニのヒストリックモデルが集結することとなりそうですね。

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Image:Lamborghini

ランボルギーニのヘリテージ部門「ポロストリコ」の仕事を紹介する動画はこちら

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参照:Lamborghini

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