
| 1080馬力へと凶暴化するであろうV12ハイブリッドの正体 |
ついに牙を剥いたファイティングブル――最強の「SV」がまもなくヴェールを脱ぐ
ランボルギーニのフラッグシップとして世界中で絶大な人気を誇るV12プラグインハイブリッドスーパーカー「レヴエルト」。
その血統へと、歴代のV12モデルにおいて最高峰を意味してきた伝説の称号「SV(スーパーヴェローチェ)ー現段階では仮称ー」が遂に加わろうとしています。
今回、イタリア・サンタアガタのファクトリー周辺の公道にて、カモフラージュが大幅に剥ぎ取られた状態の「レヴエルト SV」とみられるプロトタイプがスクープされ、ボディに被せられるのは完成車をテストする際のほぼ「(保護用の)カバー」のみという状態に。※つまりこれはレヴエルトSVが「発表間近」であることを物語っている
そしてこの個体はカバー越しであっても標準モデルとは明らかに異なるオーラを放っており、電動化という新たな章に進んだランボルギーニが「伝統のSV」バッジを掲げて生み出す超高パフォーマンスモデルが一体どれほどの野生味を秘めているのか。最新の目撃情報とリークデータを基に、そのディテールを推測してみましょう。
【この記事の要約(3つのポイント)】
- 偽装が剥ぎ取られた「SV」が公道に出現:ランボルギーニの聖地サンタアガタ工場周辺にて、標準モデルより明らかにアグレッシブなフォルムを持つ『レヴエルト SV』のプレプロダクションカーが激写される
- 伝統の最高峰スペックと限定1,963台のロマン:V12プラグインハイブリッドシステム(PHEV)は1015馬力から「1080馬力」へとスープアップされる見込み。生産台数はブランド創業年にちなんだ世界限定1,963台のプレミアムモデルとなる公算が極めて高い
- 空力と足回りを徹底追求した超硬派仕様:白い保護カバーの下に隠された大型の固定式リヤウイングやセンターロック式の軽量ホイール、さらには超希少限定車から移植されたシートなど、サーキット性能を極限まで高めたディテールが判明
スクープ動画から浮き彫りになった外観の変化と、1,963台の特別な意味
今回撮影されたプレプロダクションカーは、ボディの多くが露出しており、開発が最終段階に達していることを裏付けていますが、まず目を引くのは、その過激な空力(エアロダイナミクス)パッケージ。
視覚と機能を両立する「SV」専用エクステリア
フロントセクションは大幅に刷新され、より前方に突き出た大型のフロントスプリッター、そして冷却効率を最大化するために45度の角度で仕切られたアグレッシブなインテークが確認できます。
そしてリヤセクションには、標準モデルのアクティブ(可動式)スポイラーに代わり、白い保護カバーに包まれた「大型の固定式リヤウイング」がそびえ立っていて、このウイングと”より大型化された”リヤディフューザーの組み合わせにより、超高速域での圧倒的なダウンフォースとコーナーでの抜群の安定性を生み出すことが確実視されているわけですね。
さらに足元にはサーキット直系のセンターロック式軽量ホイールが装着されており、バネ下重量の軽減によるハンドリングの向上が図られるほか、ボンネットとルーフはブラックアウトされたコントラスト仕様となり、ローンチカラーである鮮烈なレッドを含めた4種類のファクトリーリバリー(カラーリング)が用意されるとの噂もあるもよう。
インテリアと限定台数に隠されたサプライズ
室内に目を向けると、市販モデルには超希少な限定ハイパーカーである「フェノーメノ(Fenomeno)」から移植された軽量レーシングシートが奢られることが報じられていて、しかしこれはオプションの可能性も考えられます。
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そして最もエンスージアストの心を刺激するのがその生産台数で、情報筋によると、今回のレヴエルト SVは当然ながらカタログモデルではなく、世界限定1,963台のシリアルナンバー付きモデルになると言われており、この「1963」という数字は、いうまでもなくランボルギーニが産声を上げた「創業年(1963年)」へのオマージュで、同時に将来的なコレクターズアイテムとしての価値を約束するものということに。
車種概要、性能・デザイン・スペックなどの特徴
レヴエルト SVに搭載されるパワートレインは伝統の6.5リッターV12自然吸気エンジンに3基の電気モーターを組み合わせた革新的なPHEV(プラグインハイブリッド)システムだと見られており、標準モデルの1015馬力からさらにチューニングが進められ、システム総合出力は1080馬力(794 kW)へと引き上げられる、というのが現在の既定路線です。
【スペック比較表】レヴエルト SV(予想値)vs レヴエルト(標準)
| 項目 | レヴエルト SV(Superveloce ※予想値) | レヴエルト(標準モデル) |
| パワートレイン | 6.5L V12 NAエンジン + 電気モーター3基 | 6.5L V12 NAエンジン + 電気モーター3基 |
| システム総合出力 | 1,065 hp(1,080 PS / 794 kW) | 1,001 hp(1,015 PS / 747 kW) |
| トランスミッション | 8速デュアルクラッチ(DCT) | 8速デュアルクラッチ(DCT) |
| 駆動方式 | 4WD(e-AWD) | 4WD(e-AWD) |
| 空力デバイス | 固定式大型カーボンリヤウイング | アクティブ(可動式)リヤスポイラー |
| ホイール固定方式 | センターロック式(軽量仕様) | 5穴ボルト式(標準) |
| 主な軽量化 | カーボン各部多用により約50kgの軽量化予想 | モノフサレージュ(カーボンモノコック) |
| 世界生産台数 | 世界限定 1,963台 | カタログモデル(通常生産) |
市場での位置付け:電動化時代における「最後の純粋なV12咆哮」としての価値
スーパーカーの歴史において、ランボルギーニの「SV」という文字は常に特別な意味を持っており、ミウラ、ディアブロ、ムルシエラゴ、そして先代のアベンタドールにいたるまで、SVは常にその世代の“究極”を体現する存在。
今回のレヴエルト SVが市場で置かれる位置付けはこれまで以上にドラマチックで、なぜなら世の中のハイパーカーが完全なEV(電気自動車)へと移行するか、あるいはV8やV6へとダウンサイジングを進める中において、さらにはV12のターボ化が進む状況であっても、ランボルギーニは「大排気量V12自然吸気エンジンをマルチモーターでアシストする」というパッケージを死守しているから。
なぜ「64馬力アップ」以上の衝撃があるのか?
「1015馬力から1080馬力へのアップ(+64馬力)は思ったより控えめ」と感じるかもしれず、実際に初期の噂では1200馬力に達するのではないかとも言われていたことも。
しかしSVの本質はパワーの数値そのものではなく、重要なのは「パワーウェイトレシオの向上」と「トルクベクタリングの再緻密化」にあり、カーボンパーツの多用によって約50kgの軽量化が噂されるうえ、フロントアクスルのモーター制御と足回りのセッティングをサーキット仕様へ完全に最適化することにより、コーナーへの進入スピードと立ち上がりの鋭さは標準モデルとは次元の異なるものになる可能性が考えられます。
つまり数値以上の「暴力的な体感速度」をもたらすのがSVの伝統であり、そしてこのレヴエルトSVもそれに倣うことは間違いないものと見られています。
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今回スクープされたプレプロダクションカーの姿は、ぼくらの期待を遥かに超える仕上がりを予感させ、この特別な闘牛のワールドプレミアは2026年8月に開催される「モントレー・カー・ウィーク(The Quail)」で行われることが有力視されています(そしてすでに1,963台はすべて完売しているものと思われる)。
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参照:Varryx











