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BMWが日本国内で2.3万台にリコール届け出。GRスープラも対象となり「火災の可能性」、実際に4件の火災が発生しているもよう

BMWが日本国内で2.3万台にリコール届け出。GRスープラも対象となり「火災の可能性」、実際に4件の火災が発生しているもよう

| 「火災発生の可能性」は珍しいものではないが、実際に火災が発生する例は稀である |

しかも確率としてはそれ程低いものではない

さて、BMWが「日本国内においてリコールを2件届け出。

北米市場では「エアコンフィルター交換時に配線を損傷し火災に至る」可能性があるとしてリコールがなされていますが、日本市場でのリコールはまた内容が異なっています。

ここで「何が問題で」「どういった対応がなされるのか」を見てみましょう。

最悪の場合、ステアリングホイールが勝手に「旋回」

まずひとつはステアリングギアボックスのコントロールユニットに関するもので、問題としては以下の通り。

電動パワーステアリングにおいて、ステアリングギヤボックスコント ロールユニットのソフトウェアの設計検討が不十分なため、ステアリ ングモーメントセンサーが故障した際、補助センサーが正しい情報を 電動制御モーターに伝えず、ステアリングアシスト機能が不安定にな ることがある。そのため、走行中、操舵力が増大するほか、ステアリ ングホイールに振動が発生し、最悪の場合、ステアリングホイールが 意図せず旋回するおそれがある。

国土交通省 

BMW (1)

Image:国土交通省

現時点で実際に発生した問題はゼロ(BMWジャパンはドイツ国内からの報告によって状況を把握)、もちろん事故もゼロ。

対策としては「ソフトウエアの更新」にて終了するそうで、自身によるオンラインアップデートでの対応も可能だとされています。

対象車種は「X3」、対象台数は740台(製造期間が令和6年8月21日~令和7年9月16日にかけての車両)。

スターターに不具合、火災の可能性も

こちらはすでに日本以外でも報じられた「スターターに関する問題」。※全世界では日本を除いてすでに57万台がリコール対象

内容としては以下のとおりですが、こちらは日本でも4件トラブルが発生しており、うち3件は実際に火災が発生しています。

スタータにおいて、始動用リレーの耐久性が不十分なため、エンジン始動 やアイドリングストップの繰返しにより接点が異常摩耗して、接点部に摩耗粉が堆積することがある。そのため、そのまま使用を続けると、エンジン始動不能となったり、最悪の場合、スタータ起動時または走行時等、火災に至るおそれがある。

国土交通省

BMW (3)

Image:国土交通省

対象車種は2シリーズ、3シリーズ、4シリーズ、5シリーズ、X3、X4、Z4と幅広く、令和2年7月31日~令和6年2月29日にかけて製造された23,650台なのでかなり範囲が広く、対応には「スターターの交換が必要」。

実際に火災が発生する例はかなり珍しく、少しでも異常を感じた場合は即座に使用を停止したほうが良さそうですね(ただし、内容から判断するに異常を察知すると同時に問題が生じる内容でもあるようだ)。

GRスープラもリコールの対象に

そしてBMW Z4と車体を共有するGRスープラもリコール対象となり、届出内容はBMWと同様、そして令和2年12月24日~令和5年5月31日にかけて製造された617台が対象です。

なお、実際に1台に問題が生じ、「部分焼損」している、とのこと。

BMW (2)

Image:国土交通省

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参照:国土交通省

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