
| ロールスロイスはブガッティとはまた異なる意味において「比較対象など存在しない」クルマである |
見れば見るほど唸らされる、それがロールス・ロイスである
さて、前回はロールス・ロイス・カーズ大阪さんにて展示されているゴースト シリーズII「ブラックバッジ」のエクステリアについて触れましたが、今回はそのインテリア、そしてブラックバッジ10周年記念イベントの様子などを紹介してみたいと思います。
なお、ロールスロイスのクルマは「見れば見るほど」驚かされる要素が満載で、ありふれた表現になるものの「自動車を超越した存在」という感じ。
たとえば、自動車を製造すればどうしても「継ぎ目」「溶接跡」「稼働部のパーツ」などが見えてしまうかと思いますが、ロールスロイスの場合はそれらがほぼ完全に消し去られており、ぼくがもっとも感銘を受けたのは「リアトランクフードの開口部と開閉機構」そして「(インテリアの)シートレール」。

これらをみるだけでもロールス・ロイスが「独自の基準と美意識をもって」クルマを設計・製造しており、ほかに比肩しうる存在など「ありえない」ということがわかります。

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ロールス・ロイス・ゴースト シリーズII ブラックバッジのインテリアはこんな感じ
そしてこちらはこのゴースト シリーズII ブラックバッジのインテリア。

鮮やかな山吹色とブラックの2トーン構成を持っており・・・。

ダッシュボード内には液晶モニタが組み込まれ、さまざまなグラフィックを表示できます。
なお、こういった感じで「グロスブラックのパネルの内側にモニターを仕込む」という手法はメルセデス・ベンツはじめ一般的であるものの、それらの多くは「全面をモニターに見せようとしているにもかかわらず」モニター部分と非モニター部分との境界がしっかりわかってしまって逆効果となっているように思うのですが、ロールス・ロイスの場合はそういったことはなく、「モニターが埋め込まれていることがわからないレベル」にて液晶パネルが組み込まれています(さすが人類が作りうる最高のクルマ)。

ちなみに(シリーズIIに移行してから)ダッシュボード中央のクロック下に「スピリット・オブ・エクスタシー」が格納されるように。

ちなみに「シフトセレクター」は伝統のコラムシフト(これはEVのスペクターでああっても同じである)。

そしてクローム調パーツの品質の高さが光っていて、これは「クロームメッキ」なのか「金属パーツのポリッシュ」なのかはわかりませんが(部位によっても異なるのかもしれない)、その表面に歪みは見られず、よってメッキであったとしても下地となる樹脂パーツの加工品質が「非常に高い」ということになりそうです。

なお、前世代モデルでは親会社であるBMWと同じパーツ(ただしフィニッシュは異なる)を使用していると思われる部分もあったものの、現行世代ではそういった共通性も見られなくなっていて、すべてが「ロールス・ロイス品質」へ。

ルーフに設置されるハンドルの付け目部分のカバーも美しい鏡面仕上げを持ち・・・。

シートベルト引き出し部も同様です。

後部座席にボトルクーラー、そしてシャンパングラスが格納され、シャンパングラスをセットする部分には「グラスが倒れないよう」足部分を固定する「ホルダー」つき。

こうやって仔細にゴースト シリーズIIのインテリアを見てみると、「装備が豪華なだけではなく」、その仕上げ品質の確かさが強く感じられ、そしてその考え方、こだわる部分と次元が他の自動車メーカーとは全く異なることがよくわかり、「ロールスロイスに乗ると他のクルマに乗れなくなる」と言われることも存分に理解可能。
そしてやはり、ロールス・ロイスは「優れた”自動車”を作ろう」としているのではなく、ロールス・ロイスの基準に従った「移動手段を提供」しようとしているのだという思想が随所から伝わってくるかのように思えます(ロールスロイスの求めるレベルを満たすことができるのであれば、パワートレーンが何であろうと関係はなく、極限すればタイヤがついていなくてもいいのかもしれない)。

ロールス・ロイス「ブラックバッジ」10周年イベントはこんな感じ
そして今回ロールス・ロイス・カーズ大阪さんにお邪魔したのは「ブラックバッジ10周年」イベントに参加するためで・・・。

会場の「花」もブラック仕様(ものすごいこだわりである)。

このイベントの目玉は帝塚山ポワールとのコラボパフェ。
ロールス・ロイス・カーズ大阪さんの2Fにはカウンターがあり、簡単な調理が可能となっています。

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この「ブラック」はもちろん「ブラックバッジ」をイメージしたもので、竹炭を使用して再現しているのだそう。

こちらはこだわりのコーヒー。

アイス版。

ロールス・ロイス・カーズ大阪のショールームはこんな感じ
そしてロールス・ロイス・カーズ大阪さんのショールーム(1F)を少し紹介してみると・・・。

こういった「大阪の芸術家」とのコラボレーションによるアート作品が販売されていて、これはほかの自動車ブランドではあまり見られない試みだと思います。

こちらは「女神を愛でる太閤秀吉」というタイトルの作品であったと記憶していますが、なんと右手に持っているのはロールス・ロイスのマスコット、「スピリット・オブ・エクスタシー」。

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こちらはとんでもなく高そうなバッグで、ロールス・ロイスのブランドカラーである「パープル」が随所に散りばめられています。

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