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【2026年7月:輸入車登録ランキング】絶好調のフェラーリやロールスなど超高級ブランド、それに対して縮小を続ける従来の王者「メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ」

ロールス・ロイス・ゴースト シリーズII(グレー)ブラックバッジのインテリア
Life in the FAST LANE.

| 現在、多くの輸入車ブランドは国産車にとって代わられる」状況にある |

いくつかのブランドは「戦略を変更」せねばならないであろう

ドイツ御三家をはじめとする定番ブランドから急速にシェアを拡大するEVブランド、さらには超高級スーパーカーまで、現在の日本国内における輸入車市場はかつてない変革期を迎えています。

とくに、これまで「絶対的王者」であったメルセデス・ベンツやVWが縮小を続け、その一方でフェラーリ、ランボルギーニ、ロールス・ロイスなど「超」高価格帯ブランドの成長が顕著など”今までにはない傾向”を見て取ることができ(これまでは各ブランド間でそれほど明確な勝ち負けが見られることは少なかった)、この傾向からわかるのは「他のブランドと重複する個性しか持たないブランドは衰退の一途をたどるのみ」。

記事の要約(この記事でわかること)

  • 【2026年最新データ】 輸入車乗用車の年間累計登録台数をもとにTOP35ブランドのリアルな順位を公開
  • 【市場動向】 輸入車全体が前年比微減と苦戦する中、BYD(前年比139%)など中国新興EVの台頭が顕著
  • 【超高級・限定モデルの強さ】 フェラーリやランボルギーニ、アルピナなど趣味性の高いブランドは前年超えの好調を維持
  • 【今後の展望】 実用EVの普及拡大と、ハイエンドガソリン/HVモデルへの二極化が加速
ランボルギーニ テメラリオのインテリア
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2026年最新 輸入車ブランド累計登録台数ランキングTOP35

以下は「2026年1月〜7月累計登録台数に基づく」最新ランキングで、定番のドイツ車勢が上位を占める一方、成長著しい新興勢力や超高級ブランドの健闘が目立つという内容に。

順位ブランド名当月台数年間累計台数前年同期比
1位Mercedes-Benz3,71326,77491.2%
2位BMW2,15517,02783.5%
3位VW(フォルクスワーゲン)2,04815,92080.6%
4位Audi1,34611,66686.9%
5位BMW MINI1,2059,95390.4%
6位Volvo7636,699104.0%
7位Porsche4266,22397.8%
8位Land Rover6204,25682.6%
9位Jeep4063,80075.5%
10位Peugeot4333,44587.0%
11位BYD2522,586139.0%
12位Renault2922,001107.5%
13位Citroen1971,64599.6%
14位Fiat2041,61078.6%
15位Alfa Romeo1021,056166.0%
16位Ferrari1551,007119.5%
17位Lamborghini111650111.1%
18位Hyundai71601111.7%
19位BMW Alpina69424180.4%
20位Maserati2833772.2%
21位Rolls Royce47303118.4%
22位Aston Martin55276107.8%
23位Bentley3125995.9%
24位Chevrolet37246120.0%
25位Cadillac3520762.7%
26位DS1417368.1%
27位ABARTH1814826.9%
28位Ford16106105.0%
29位McLaren97744.5%
30位Lotus65237.7%
31位Dodge33552.2%
32位Jaguar12915.3%
33位Lancia117212.5%
34位GMC3101000.0%
35位Kia / Morgan / Rover7 / 2 / 29 / 7 / 7-
フェラーリのキー
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最新輸入車市場のトレンドと主要トピックス考察

輸入車乗用車全体の累計台数は133,856台(前年同期比95.6%)と、やや前年を下回る展開となっていますが(これは上位のブランドが販売を落としていることが大きく影響)、しかしその内訳を深く分析すると、くっきりとした「明暗」と「二極化」が浮き彫りになってきます。

二極化が進む輸入車市場:新興EVの急拡大と超高級車の堅調さ

  • 実用プレミアムブランドの足踏み:メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディといった王道ブランドは、前年同期比80%〜90%台前半にとどまり、全体的に忍耐の時期を迎えている。物価高や為替の影響、モデル過渡期であることが要因として挙げられる
  • BYDに代表されるアジア勢・EVブランドの猛追:中国のBYDは前年同期比139.0%(2,586台)と大幅増を記録。圧倒的なコストパフォーマンスと先進装備を武器に、日本市場での認知度とシェアを確実に広げており、現代(Hyundai)も111.7%と着実に業績を伸長中
  • スーパーカー・超高級車ブランドの独走:興味深いのは、ハイエンド・趣味車の圧倒的な強さであり・・・
    • フェラーリ: 累計1,007台(前年比119.5%)
    • ランボルギーニ: 累計650台(前年比111.1%)
    • BMWアルピナ: 累計424台(前年比180.4%)
    • ロールスロイス: 累計303台(前年比118.4%)

資産性の高さや限定感、富裕層需要の堅調さを背景に、超高級価格帯のブランドは軒並み前年実績を大きく上回っているという状況で、これはいつの時代でも「超高級品を買う人は外部要因(値上げなど)の影響を受けない」という定番の事実を示すもの。

一方でメルセデス・ベンツ、BMW、アウディの凋落は「割高感が増した」ことによって国産車に市場を奪われた可能性を示しており、この価格帯のクルマを購入する人々は「流動的」なのかもしれません。※これまでメルセデス・ベンツは販売を「(強固なノルマ等によって)死守」してきたという実績があるものの、ここまで販売を落とした事例はほかに見たことがなく、つまり今は「どうやっても売れない」のだと思われます。

アウディ Q5のエンブレム
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注目ブランドのトピック&ピックアップ比較

特に注目すべき主要ブランドのスペックや市場での立ち位置をピックアップして比較してみたいと思いますが・・・。

Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ) — 依然として不動の1位

  • 市場での立ち位置: 26,774台を売り上げ、日本の輸入車市場で首位を維持。
  • 主力モデル(Cクラス セダン C200):
    • 全長×全幅×全高:4,755 × 1,820 × 1,435 mm
    • パワートレイン:1.5L 直列4気筒ターボ+BSG(マイルドハイブリッド)
    • 最高出力:204 PS
    • 駆動方式:FR
  • 競合比較: BMW 3シリーズやアウディ A4が直接ライバル。圧倒的なブランド力と最新デジタルコクピット、安全装備の信頼性で一歩リードしている

BYD — 脅威的なスピードで浸透するEV市場の台風の目

  • 市場での立ち位置: ランキング11位(2,586台)まで急浮上し、前年比139%増を達成。
  • 主力モデル例(BYD ATTO 3):
    • 全長×全幅×全高:4,455 × 1,875 × 1,615 mm
    • バッテリー容量:58.56 kWh(LFPブレードバッテリー)
    • 航続距離(WLTC):470 km
    • 駆動方式:FWD
  • 競合比較: フォルクスワーゲン ID.4や国産コンパクトSUV EVが競合。同価格帯では破格の標準装備の充実度とバッテリー技術の信頼性によってライト層を中心にシェアを急拡大させている
BYD SEALのインテリア〜全景
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Ferrari(フェラーリ) — 1,007台突破、高価格帯での圧倒的需要

  • 市場での立ち位置: 1,000台の大台を破り、前年比119.5%と非常に好調。
  • 主力モデル例(296 GTB):
    • 全長×全幅×全高:4,565 × 1,958 × 1,187 mm
    • パワートレイン:3.0L V6 ツインターボ + プラグインハイブリッド(PHEV)
    • システム最高出力:830 PS
    • 駆動方式:MR
  • 競合比較: ランボルギーニ(テメラリオ/レヴエルト)やマクラーレンがライバル。PHEV化を成功させつつ、高いリセールバリューと走りの官能性でハイエンド市場を支配している

結論

2026年半ばの輸入車市場は「実用車の伸び悩み」と「新興EV・超高級車の急成長」という対照的な動きが鮮明になっているかのよう。

従来のプレミアムブランド(ベンツ・BMW・VW)が安定感を見せる一方、BYDをはじめとするコストパフォーマンスに優れたEVブランドが着実に中間層を獲得し始めており、また、フェラーリやアルピナなどの趣味性の高いモデルは”時代が電動化へと向かうからこそ「内燃機関や希少価値への需要」が高まり”、売り上げを伸ばす結果となっているのかもしれません。※ただ、BYDディーラーで実際に聞いた話だと「全然売れてない」とのことだったので、一体誰がBYDのクルマを買っているのかはわからない

なお、今後国産車メーカーがEVラインアップを充実させることでBYDやヒョンデの顧客が「国産車メーカーへと」流れる可能性もあり、これからも輸入車市場は「波乱続き」ということになりそうですね。

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参照:日本自動車輸入組合

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