
| 全般的には「走り」と「装備」をアップグレード、より商品力を高める |
一方、「フィーリング」「快適性」といった目に見えない部分の向上も大きそうだ
ラグジュアリークロスオーバーSUVのパイオニアとして、世界中で高い人気を誇る「レクサス RX」。
今回、さらなる進化を遂げた一部改良モデルが発表・発売され、「走りの質感がどう変わったのか」「装備や価格の変更点はどこか」といった観点にて、注目すべき進化のポイントや最新のグレード別価格までを見てみたいと思います。
この記事の要約
- ドイツ・ニュルブルクリンクでの走行テストにより、足回り制御を最適化し走りとしなやかな乗り心地が進化
- RX350hおよびRX350にもデジタルインナーミラーや前後ドライブレコーダーなどの便利装備を標準化
- “version L”への新色追加や“F SPORT”シリーズのレッドキャリパー設定などデザイン性も向上
レクサス RX 一部改良モデルの概要
1998年の誕生以来、ラグジュアリーSUV市場を牽引してきたレクサス RX。
先進の電動化技術と高い機能性を両立させたコアモデルとして世界中で愛され続けてきましたが、今回の一部改良ではレクサスが追求する”すっきりと奥深い走りの味”、「Lexus Driving Signature」をさらに高次元へと引き上げるために足回りの綿密なチューニングを実施。
さらには日常使いでの快適性や利便性を高める先進安全・快適装備の拡充が行われています。
走行性能・デザイン・快適装備の進化ポイント
ニュルブルクリンクで鍛え上げた走りの質感
従来の開発拠点である「Toyota Technical Center Shimoyama」に加え、世界屈指の過酷なコースとして知られるドイツのニュルブルクリンクにて徹底的な走り込みを実施しており、そこでからのフィードバックをもとにAVS(電子制御サスペンション)の減衰特性をはじめ、EPS(電動パワーステアリング)やDRS(後輪後方舵角調整システム)の制御を最適化。
ドライバーの操作に対して素直に反応するリニアな操縦安定性、そして荒れた路面でも吸い付くような上質な乗り心地を追求しています。

上質さを高めたエクステリア&インテリア
エクステリアでは、上品で洗練された“version L”に「ホワイトノーヴァガラスフレーク」を新たに設定。
また、“F SPORT Performance”および“F SPORT”では、オプションにてブレーキキャリパーを鮮やかなレッド塗装へと変更することが可能となり(日本車としてはかなり珍しい)、スポーティな個性が際立つデザインとなっています。
インテリア面では全車にフロントドアガラスのIR(赤外線)カット機能を追加され夏の強い日差しでも快適な室内空間を実現するほか、さらにはエンジンスイッチをONにした際に前回保持したブレーキホールド設定を記憶する「スタンバイメモリ機能」が追加され、日常のドライブがよりスムーズになった、とのこと。
装備充実とスペック・価格一覧
これまで上級グレード(RX500h / RX450h+)を中心に搭載されていた「デジタルインナーミラー」や「前後方録画機能付きドライブレコーダー」がRX350hおよびRX350にも標準装備されたこともトピックで、全方位にわたっての「アップグレード」が施されているようですね。
| グレード | パワートレーン | 駆動方式 | 車両本体価格(税込) |
| RX500h “F SPORT Performance” | 2.4L ターボハイブリッド | AWD | 9,290,000円 |
| RX450h+ “version L” | 2.5L プラグインハイブリッド(PHEV) | AWD | 9,130,000円 |
| RX350h “version L” | 2.5L ハイブリッド(HEV) | 2WD(FF) / AWD | 8,000,000円 / 8,510,000円 |
| RX350 “version L” | 2.4L ターボガソリン | 2WD(FF) / AWD | 7,040,000円 / 7,450,000円 |
| RX350 “F SPORT” | 2.4L ターボガソリン | AWD | 7,510,000円 |

競合比較と市場での位置付け
ラグジュアリーミドルサイズSUV市場には(価格帯は異なれど)BMW X5やメルセデス・ベンツ GLE、アウディ Q7といった欧州の強力なライバルが存在し、しかし今回の改良によってニュルブルクリンクで仕立てられた欧州車並みの優れた走破性と高い静粛性・快適性を両立したのが新しいレクサスRX。
またデジタルインナーミラーやドラレコなどの先進装備がエントリーラインにも標準化されたことで競合車種に対する総合的な商品力やコストパフォーマンスの高さがより一層引き立つ形となったのでは、と考えています。
補足情報
今回の改良で注目したいのは、単なる見た目や装備の変更にとどまらず、「走りの質」に対する”妥協のないこだわりの姿勢”。
開発拠点でのテストに加え、世界一過酷と言われるニュルブルクリンクでの走り込みを行ったことは、プレミアムブランドとしてのレクサスが「走る歓び」を何より大切にしている証でもあり、そしてレクサスが「変わりつつある」ことを示すもの。
特に日常の街乗りから高速巡航、ワインディングに至るまで、あらゆるシーンで感じられる安定性と安心感は大きな魅力となる可能性が高く、そう考えるならば、新型RX最大の特徴は「目に見えない部分」にあるのかもしれません。
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参照:Lexus











