アルマーニのブランド設立40週年、ピアッジォ社設立130週年の節目として両者がコラボし、本国で発売されていた「Vespa 946 Emporio Armani」。
特徴的なルックスが格好良く、日本での発売が待たれていたわけですが、ついにそれが発売に。
ただし価格は1,398,000円と155CCのスクーターにしては異常に高価。
本体はグレーとグリーンの中間のような渋い色で、シートもブラウンというシックな仕様。
アルマーニとはいえ高すぎるんじゃないか、と思って元となるオリジナルの「ヴェスパ946」の価格を見てみると、なんとこちらも124万円。
ヴェスパ=高価というイメージはありましたが、どうやらこれはハンドメイド(溶接やポリッシュ、グリップのステッチに至るまで手工業とのこと)という特殊な工程に起因するようです。
たしかに細部の仕上げ、シルエットは非常に美しく、見ていると(金額はともかく)欲しいくなる要素が満載のバイクではあります。
逆に考えると、124万円の946にアルマーニの加飾を施し、かつ限定モデルで140万円というのは安いようにも思えますが、よく考えるとそこには16万円つまり国産メーカーの原付き一台分の価格差があるわけですね。
機能的には、もともとベスパ946にはLEDライト、ABSCESS、トラクションコントロールなどが装備され「全部入り」とも言えます。
なお重量は147キロで出力は11.9馬力。