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レッド以外のボディカラーもあった。マクラーレンの限定モデル「650Sカンナム」

2015/10/24

| マクラーレン650Sカンナムは合計で3色あった |

 

マクラーレンが発表した「Limited Edition McLaren 650S Can-Am」ですが、先に公開されたレッドのみではなく、オレンジとブラックもある模様。

なおレッドのボディカラーは「マーズ・レッド」でブルース・マクラーレンがデビューシーズンで走ったM1Bにインスパイアされたもの。

 

オレンジのものは「パパイヤ・スパーク」。
ブルーのアクセントを持ち、マクラーレンのオフィシャルカラーに近いものですね。

最後は「オニキス・ブラック」。
多くのマクラーレンのカスタマーチームが使用するボディカラーとのことですが、このカラーのみがストライプ入り。

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マクラーレンが12C/650Sに後付けMSOパーツ提供開始。カンナム風のルックスに

そのカスタムプログラム「MSO=マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ」を購入後でも利用できるように内容を変更したと発表。
今までは購入時にしか選択できず、しかし購入する人の多くはこれを選択していたとされますが、最近はマクラーレンのアフターマーケット製パーツも増えてきており、そう言ったサードパーティーに利益を与えるくらいなら、という判断なのかもしれません(ミニが純正オプションパーツを拡充しているのと同じ理論)。

今回はひとまず「スーパーシリーズ」つまり12Cと650S/650LTのみの対応ですが、その内容もまだまだ限定的。
設定されるパッケージにはルーバー付きフロントフェンダー、カーボンファイバー製フード、同じくカーボン製のドアミラーとリアディフューザーが含まれる、とのこと。
これは先に発表されたマクラーレン650Sカンナムと同様の内容でとなっています。

室内だとアルカンタラとレザー巻のカーボン製ステアリングホイール、パドル、エアコン吹き出し口などもこのパッケージに含有される模様。

価格は不明ですがそれなりに高価であるとは予想され、好評であれば今後さらに様々なパッケージや単品も用意されそうですね。

マクラーレンが「570Sスプリント」を発表。なんと助手席は”オプション”だ

グッドウッドにて、マクラーレン570Sスプリントが公開に。
その名の通り570Sをベースとしたサーキット専用モデルです。

エンジンは3.8リッターV8ツインターボ、トランスミッションは7速ツインクラッチ。
出力は未公表ですが、おそらくは幾らか向上していると見られます(となるとモデル名の”570”とギャップが出る?)。

新装備としてはセンターロック機構を持つマグネシウムホイール(タイヤはピレリのスリック)がありますが、サスペンションは570Sと同じ、とのこと。
これはつまりノーマルの570Sでも十分レースに耐えうる性能を持つということですね。

フレームについてはこれも570Sと同じカーボン・モノセルIIで、専用装備としては容量の大きなラジエターを持ち、大型フロントスプリッター、そして巨大なリアウイングを装備。

スタンダードカラーはマクラーレン・オレンジですが、オプションで他のカラー(570Sに選べるカラー)も選択可能で、もちろんMSOでのカスタムも可能。

室内は大幅に装備が省かれ、FIA基準を満たすロールケージが追加となり、スポーツシート、6点式ハーネス、消火器を装備し、「オプションで」助手席も装着できる、とのこと。

なおマクラーレン570Sスプリントはいずれかのレースカテゴリに準拠しているわけではなく、となると純粋に富豪がサーキットに保管して時間があるときにレーシング走行を行うといった用途となりそうですね(オプションではGT4の基準にマッチさせるパッケージがある、とのとこと)。

価格は2300万円程度になると見られ、もともとレースに耐えうる車(570S)の装備を省いただけなので、ベース車である570Sよりもかえって安いのかもしれません。

その価格1億6000万円、マクラーレン・セナGTRの情報がちょっとだけ。「ダウンフォースは1000kg、制動時には3G」

| マクラーレン・セナGTRのダウンフォースは1000kg、ブレーキのストッピングパワーは3Gにも |

マクラーレンが「セナ」のサーキット走行専用モデル、「セナGTR」のスペックについて少しだけ情報を公開。
今回明らかになったのは「ダウンフォース」で、セナGTRについては最大で1000キロのダウンフォースを発生する、とのこと。

なお、公道走行可能なセナについて、そのダウンフォースは800キロなので+200キロということになりますが、ことダウンフォースだけに限って言えばブラバムBT62は1200キロ、アストンマーティン・ヴァルキリーは1800キロ。
ちなみにヴァルキリーの「1800キロ」は公道バージョンでの数字なので、サーキット専用モデル「ヴァルキリーAMR」だともっと高い数字となりそうですね。

マクラーレン・セナGTRは75台限定、1億6000万円ながらもすでに完売

マクラーレン・セナGTRはサーキット走行専用なので制約が少なく、当然ながら公道バージョンのセナに比較するとエアロパッケージが大幅アップデート。
巨大なフロントスプリッターに前後ワイドフェンダー、サイドステップ、リアディフューザーにさらに大きなリアウイングを持っています。

このリアウイングは「アクティブ」だとされているのでおそらくFIA規定のレースには参加できず、よって単純に購入者がサーキット走行を楽しむための車なのでしょうね。

そのほか標準のセナとの相違は拡大された前後トラック、センターロックホイール、競技用タイヤ、サスペンション、そしてブレーキシステム。

サスペンションはマクラーレンGT3カスタマー・レーシング・プログラムからのフィードバックを反映した仕様となっており、ジオメトリ、スプリング、アンチロールバー等「ほぼすべて」が変更。

ブレーキは3Gもの制動力を発生させるとのことですが、画像を見るとAPレーシング製で、マクラーレンがパートナーシップを結ぶ「曙ブレーキ」製でないのはちょっと意外です。

出力については公道版セナよりも高い825馬力を発生するとみられ(これも確定ではない)、重量もマクラーレン曰く「セナと同じ」なので1198キロとなりそう。

インテリアについての情報も不足しているものの、P1とP1GTRとの関連性から推測するに、全てのエアバッグが取り払われ、ステアリングレシオ変更に伴い小径ステアリングホイール装着、メーターの簡素化、インフォテイメントシステムのデリートがありそう。

ただし、いかにサーキット走行モデルといえどもマクラーレンは快適性には注意を払っており、エアコンは残されることになりそうです。

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