ガレージ・イタリア・カスタムズが新たにアルファロメオ4Cのカスタムを公開。
葛飾北斎の浮世絵をボディにラッピングしたものですが、ロサンゼルスで開催されるイベントにて展示されるようですね。
なおガレージ・イタリア・カスタムズがアルファロメオ4Cを手掛けるのはこれが最初ではなく、会社立ち上げの際にもグラデーションを用いた4Cを公開しています。
主宰するのはフィアットの御曹司ラポ・エルカーンですが、自身でほかにファッションブランド「イタリア・インディペンデント」も展開。
イタリア・インディペンデントは最近日本でも販売を開始し、阪急メンズ館などでポップアップストアが開設されていますね。
内装についてはボディと色を合わせるためか爽やかなデニム地とホワイトで覆われ(ここは藍染めにしてほしかった)、ステアリングホイールの上部はおそらく「刀の柄」をイメージしたと思われる処理がなされています。
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いつも色々なラッピングを公開するガレージ・イタリア・カスタムズですが、今回はアディダス、イタリア・インディペンデント(ガレージ・イタリア・カスタムズと同じラポ・エルカーンが主宰)との三者間コラボにて作られたアルファロメオ4Cを公開。
これはアディダスのサッカーシューズ「Deadly Focus Pack」をイメージしたものでヘビ柄のラッピングに。
ただしモノトーンでまとめられていることもあってさほど生々しさはなく、けっこう格好いいんじゃないか、と思います。
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アルファロメオがドバイ・モーターショーにてガレージ・イタリア・カスタムズとコラボした4Cのスペシャルバージョン「La Furiosa」を公開。
「ガレージ・イタリア・カスタムズ」は先日紹介した通りラポ・エルカーン(4Cにドヤ顔で座っている人)が立ち上げたカスタム専門の新プロジェクトですが、外装をマット仕上げのレッドパールとブラックとのグラデーション+エアインテークやヘッドライト周りをカーボンに、そして内装もレッドとブラックで統一されたアルカンターラ仕上げ。
ホイールはドバイという発表の場、そして民族的嗜好を反映してゴールド(こちらもマット)仕上げとなっており、相当なカスタム感がありますね。
ガレージ・イタリア・カスタムズは主にラッピングを行うとしており、おそらく今回のアルファロメオ4Cもラッピング仕上げと思われます。
なおイタリアの他欧州に数拠点、ドバイにも拠点を設けるとのこと(日本は今のところ未定)。
なおラポ・エルカーンはフィアット創業者一族というポジションをフルに利用して他企業とのコラボ、自身のプロジェクトなどを次々展開し、それを成功に結びつけているところはさすが。
アパレルではハイドロゲンとFITのコラボなどが有名で、ほかではフィアット500+GUCCIなども彼の手がけたプロジェクトです。
「七光り」ととれないこともないですが(第三者であればたしかにドバイにてアルファとのコラボを発表できない)、それを活用した上で他の人にはできないことを相乗効果としてもたらしており、その手腕は高く評価されてしかるべきと思います。