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ミニ・ペースマンがついに生産終了。2016年末で4年の歴史に幕

2016/09/22

ミニ・ペースマンの後継は「なし」と公式にアナウンスされていますが、その現行モデル自体も年末で生産を終了することに。
なお生産しているのはオーストリアのマグナシュタイアですが、この工場は入れ替わりにBMW Z5を生産する予定となっています。
ペースマンは2012年に登場するもあまり販売が振るわず、先のモデルチェンジでも全く販売が伸びずにミニはやむなくペースマンを廃番とすることに。

ペースマン自体は大人気の「ミニ・クロスオーバー」の兄弟車であり、数センチ車高が低く3ドアとなっただけなのですが、現行ハッチバックの販売動向を見ても「5ドア」というのは重要な要素であり、また「車高が高い」というのも大きなポイントであるようですね。

これは既に生産が終了した「ミニ・クーペ」「ミニ・ロードスター」にも言えることで、両方共車高が低く、しかも「2ドア」。
この辺りの傾向を考えるとミニの顧客がミニに求めるのは「車高が高くドア枚数が多い(3人以上の乗降が容易)」ということになりそうですね。

時々思うのですが「車高を落とす」カスタムはあっても「車高を上げる」カスタムはジムニーやランクル意外に見られないのが不思議で、ミニ3ドアハッチバックは逆に車高を上げた方が格好いいんじゃないかと考えたりします(車高は上げても下げてもアライメントが狂うので、であれば伸び側のストロークが確保でき、アライメント再調整可能な範囲で車高を上げても良さそうですが)。
※ちょうどマドンナやディースクエアードがカスタムしたミニのような感じ。ハミタイはまずいですが

なお中古だとミニ・ペースマンは当然クロスオーバーに比べて安く、特にJCWモデルはかなりお買い得。
パワフルなエンジンにJCW内外装+JCWサスペンションとブレーキを持ち、しかも4WDという申し分のない車ですが、コストパフォーマンス的を考えても結構いい選択なんじゃないかとぼくは考えています。



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