以前に香港のホテル王がロールスロイス・ファントムを一気に30台(そのうち2台は金貼り)注文したとお伝えしましたが、それらロールスロイスが完成し、空路でマカオまで運ばれることに。
注文したのは起業家でもあるStephen Hung氏ですが、1台目は今年のジュネーブショーで手渡され、残る29台が今回納車になるそうです。
これらレッドに塗装された特別仕様のロールスロイス・ファントムの製造にはほぼ2年の歳月を要したことになりますが、それらロールスロイスは彼の経営するホテル「the 13」で使用するとのことで、これは香港ペニンシュラホテルよりも多い台数ですね。
なおペニンシュラホテルは保有する14台(以上)のロールスロイスを定期的に入れ替えることでも有名。
英国ガーディアン誌によると、これら30台合計で20億円はくだらないとされており、ボディカラーは「ステファン・レッド」、うち2台はゴールドが装飾に使用され、今までに製造されたロールスロイスの中でも最も高価な車両とのこと。
ちなみにこのホテル「the 13」の部屋面積は180平方メートルから2800平方メートル(!)で24時間体制の執事がつき、宿泊料金は「一泊で」1500万円程度と報じられています。
ロールスロイスも桁違いですが、このホテルもまた桁違いと言えそうですね。
なお「13」はキリスト教圏では非常に不吉な数字ですが、そういったことを指摘する人々については「ネガティブなことばかり気にする連中は放っておけ」と一蹴。
これくらいの気概がないと20億円でポンとロールスロイスを注文できないのでしょうね。
画像でランボルギーニ・アヴェンタドールにもたれているのがStephen Hung氏。
ホテルの部屋はこんな感じ。
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香港のスーパーリッチがロールスロイス30台を一気に注文。うち2台は金貼り
香港とマカオに納車された、億万長者が注文した30台のロールスロイス・ファントム。
注文したのは香港の不動産王Stephen Hung氏で、これらロールスロイスはマカオに建設された同氏のホテル、「the 13」にて使用するもの。
このホテルは1200億円を投資したもので、1泊1500万円の部屋もあるというから驚きです。
なお30台全てのロールスロイスはカスタムメイドですが、そのうちの2台はゴールドをふんだんに使用した超豪華仕様。
ボディの塗装は最低10レイヤーとされ40ミクロンのゴールドも含有しており、塗装だけでもかなりの金額がかかっているのは明白です。
今回その製造の様子が動画にて公開されていますが、ゴールドの使いっぷりがハンパなく、さすがは不動産王、という感じ。
内装もレッドで、メーターの文字盤(インデックス)にもゴールドが使用されていますね。
時計はグラフ。
シートはカジノをイメージしたチェック。
ゴールドのグリルとスピリット・オブ・エクスタシー。
ネーム入りのサイドシル。