ユーチューバーが動画にてパガーニ・ウアイラ・テンペスタを紹介。
「テンペスタ」はパガーニが提供するオプションパックで、サーキット走行を前提としたパフォーマンスパーツを組み込んだ車両。
これはフロントスプリッター、リアディフューザー、アンダーカバー、そしてチタン製エキゾーストシステムやサスペンションの設定変更を含んでおり、価格は約2000万円(税別)。
マクラーレン540CやホンダNSX、ランボルギーニ・ウラカンLP580-2に近いオプション価格には驚きですが、ウアイラの車両本体価格を考えるとそれくらいが比率としては適正なのかもしれません。
動画はスーパーカーミーティングの中で撮影されたようで、ポルシェ918スパイダー、ランボルギーニ・アヴェンタドール/ウラカン、フェラーリ458スペチアーレ他多数のスーパーカーが登場。
ウアイラ・テンペスタの登場時間は短いですが、そのカウルをフルオープンにした状態や走行状態が収められています。
パガーニ・ウアイラをウアイラBCに近づけるための後付オプション、「パケット・テンペスタ・パック」がパガーニから直々にリリース。
このパッケージはアンダーフロア・エアロ、フロントスポイラー、リアディフューザー、フロント20(-2キロ)/リア21インチ(-5キロ)の軽量アルミホイール、オーリンズの4ウェイショックアブソーバー、標準装着のものよりも40%(7キロ)軽いチタニウムエキゾーストを含む、とのこと。
ウアイラの既存オーナーは160,000ユーロでこれを装着できるとのことですが、パガーニのユーザーはオイル交換ですらパガーニへ車両を送って行うとのことなので、輸送費や工賃を考えるとかなりな費用になりそうです。
なおパガーニはこのキットを装着してテストのためすでに25万マイル走行したとのことですが、ゾンダについても相当な距離を走ったプロトタイプがパガーニによってレストアされていましたね。
ビンゴスポーツさんにて、パガーニ・ウアイラの中古が登場。
外装はソリッドブラック+ヴィジブル・カーボン仕様、内装はブラックレザーとなっており、相当に渋いルックスです。
ウアイラそのものは100台で生産を終了しますが、このウアイラは16番目、と比較的早い生産。
オプションとしてはぼくも愛用しているBEWITH製のオーディオシステム(ただしウアイラ専用)が装着されている、とのこと。
その車両自体はビンゴスポーツさんがパガーニ・ジャパン設立時に発表したそのものとのことで、ビンゴスポーツさんがパガーニへとオーダーしたもの。
その後はパガーニ推奨のアップデート(ショックアブソーバーの減衰力変更、クラッチ、トランスミッションなど)も行っており、さらにはパガーニが昨年発表したサーキット走行向けのオプション「パケット・テンペスタ」パックを装着。
ビンゴスポーツさんの記載によると、その内容は下記の通り。
パガーニはもともと細部の仕上げが美しいメーカーでもありますが、エンジンルームやサスペンションなど、本来は「あまり外観上のこだわりが反映されない」部分、普段は目につかない部分にも外装と同等かそれ以上のこだわりが見られますね。
関連投稿:パガーニ・ウアイラに「テンペスタ・パッケージ」を装着してみた。装着前後を比較した動画
昨年のジュネーブ・モーターショーにてパガーニがウアイラ向けに「テンペスト・パッケージ(パケット・テンペスタ)」を発表していますが、ノーマルのウアイラにそのテンペスト・パッケージを装着した「ビフォー/アフター」動画。
このパッケージはサーキット走行を前提としたもので、装着によりウアイラのハードコアモデル「ウアイラBC」に近づく、というものです。
内容としてはホイール、カーボン製フロントスプリッター、リアディフューザー、アンダーカーバー、チタン製エキゾーストシステム、サスペンション再設定などが含まれますが、その費用は2000万円ほどとされ、非常に高額です(車体に占める割合からするとさほど大きくないのですが)。
↓こちらが装着前。
なお、このテンペスタ・パッケージは車両をパガーニ本社(イタリア)まで送る必要があるという噂もあり、これが本当だとするとキット価格の他に相当な支出を要求されそうですね。