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ランボルギーニ神戸がオープン間近。フェラーリディーラーも新規オープンし神戸が熱い模様

2016/11/07

さて、ランボルギーニの最新ディーラー、「ランボルギーニ神戸」がオープン間近(母体はランボルギーニ大阪と同じ光岡自動車さん)。
詳細は追っての公開となりますが、立地としては神戸・三宮のブランドショップが立ち並ぶあたり。
こういった場所に自動車ディーラーをオープンさせるのは日本だと非常に珍しいとは思いますが、欧州や東南アジアでは「ターゲットとなる客層」が訪れるであろう地域、つまり高級ブランドショップの集まる場所にショールームを構えるケースが多くなっています(先日ロンドンにオープンしたブガッティのフラッグシップストアも同じ意図)。

いかに販売好調と言えどもスーパーカーや高級車は「そう簡単に」買えるものではなく、しかしブランドを周知させていないと「買おう」と思わせることが出来ないわけで、そのために高級ブランドは「それ単体では採算が取れない」とわかっていてもイベントや宣伝活動を行ったり、高級ブランド街にショップを構えることになるのだと思います。

卵が先かニワトリが先かという感じではありますが、若い頃から(お金のある家庭に生まれて)そういったショップを目にして育った人が自分でお金を持った時にそのブランドを買おうと思わせるには、長い目で見た投資が必要になり、それを行うことがブランドを永続させる一つの要件とも言えます。

また、その投資を継続して行える財力がないとブランドとしての成立は難しく、だからこそ長い間活動してきたブランドは価値があり、そこで「買収」という考え方が出てくるのでしょうね(自社でブランドを新規設立するよりも、たとえ高価でも既存有名ブランドを買収したほうが良い場合がある)。
おそらくは(お金があるけれど歴史のない)中国企業はそれがよくわかっていて、だからこそ欧米企業を買収したりするのかもしれません。

そういった意味では「フェラーリストア」は良い例で、子供の頃にフェラーリのエンピツを購入した少年が成長し、大人になって実車のフェラーリを買うこともあるわけで、いかにそのブランドへの帰属意識を高めるかが重要なのかもしれませんね(スーパーカーブーム世代の人々がランボルギーニやフェラーリに強い興味を示すのも同じ理由かもしれない)。

なお神戸では9/9にフェラーリのディーラーとしてオートカヴァリーノがオープンしており(母体はクインオートさん)、これから神戸はちょっと盛り上がりそうではありますね(三宮の旧居留地あたりにブガッティやロールスロイス、ベントレー、マセラティなどもオープンさせて欲しいところ)。

当然ながら上述のような宣伝広告費やショールームの費用は製品(ここだと車)に反映されることになりますが、そういった宣伝がなければ人気も上がらず、したがって中古価格も安くなったりします。
性能はよくデザインも優れるのに人気が出ない、中古では売れない、という車は「この例」に該当するのだと思われ、名前を出すのははばかられますがアストンマーティン、マセラティなどはもうちょっと広告宣伝に力を入れると状況が変わるかもしれませんね。

しかしながらポルシェやフェラーリ、ランボルギーニはプロモーション(フェラーリだとF1もプロモーション)に力を入れており、これらの費用は新車価格に上乗せされているといえど、これらブランドの車は売却時にも一定の価値を有しているので、「売却時の価格」となってぼくらに還元されているとも考えることができます。※高級ブランド品は購入時に高価であるものの換金価値も高い
「お金は天下の回りもの」とはよく言ったもので、お金を使う企業のところにお金が集中することになり、当然ながらそのお金は「うまく」使う必要があるわけですね。
これは個人にもあてはまることで、だからこそぼくらは限られた資金をどう使うのか、をよく考える必要がある、と思うのです。

参考までに現在のランボルギーニディーラー、そして母体、SNSなどは下記の通り。

ランボルギーニ大阪 > 光岡自動車 Facebook
ランボルギーニ麻布 > Skyグループ ブログ
ランボルギーニ青山 > コーンズ ブログ
ランボルギーニ名古屋 > Gライオン Facebook
ランボルギーニ広島 > タジマモーター Facebook
ランボルギーニ福岡 > RPM Facebook

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