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アストンマーティン・ザガートが2台一気に競売へ。最高で8300万円の落札予想

2016/12/23

アストンマーティン・ザガートが2台も同時にオークションへ登場。
ザガートはアルファロメオやランボルギーニ他様々なメーカーとのコラボによる名車を生み出していますが、アストンマーティンとは1960年代から協力関係にあり、DB4 GTZにまでその歴史を遡ることが可能です。

1台目は2012年のV12ザガート”ナンバー・ゼロ”。
5.9リッターV12エンジンを搭載しDB4ザガートの50周年記念として作られたもので、V12ヴァンテージをベースとしています。
一台製造するのにおよそ2000時間(通常モデルの5倍)を要するとされ、わずか65台のみの限定モデル。

アストンマーティンのエンブレムの起源となったスカラベ(甲虫)の羽根(本物)を使用したエンブレムが装着されており、アストンマーティンとザガートによると、「これは二度と作られることはない」とのこと。
こちらはおよそ8300万円程度で落札されるのでは、という予想です。
リアトランクを開けた画像を見ると周辺がカーボン製となっており、ボディパネルの多くがカーボンファイバーで作られているようですね。

もう一台は2003年せいのアストンマーティンDB7ザガートですが、こちらは99台の限定モデル。
ただし「99台のうち最初に作られた一台」とのことで、他の個体にはない付加価値を持っているということになりますね。

エンジンは5.9リッターV12、440馬力。
0-100キロ加速は5秒、最高速度は時速300キロ、とされています。
こちらは最高で5000万円程度の落札価格だろう、とのこと。
ブラックの外装、そしてレッドの内装がなんともエキゾチックですね。

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関連投稿:アストンマーティンDB4ザガートがオークションに。19億円の予想

アストンマーティンDB4ザガートがRMサザビー・オークションに登場予定。
生産台数わずか19台と非常に希少な車です。

現在のところアストンマーティンではもっとも高価な車と言われ、今回の予想落札金額はなんと19億円(逆にマクラーレンF1の異常な高さ、価値も理解できる)。

エンジンは3.7リッター直6ですが318馬力を発生。
当時(54年前)としては、またその予想される重量、タイヤ等を考えると驚異的な出力で、相当なドライビング・スキルを要する車であると容易に推測できます。

この車両は14番目に製造されたものでオーストラリア向けに販売されてレースに参加し、その後英国に戻ってきてザガートと専門家のレストアを受けた、とのこと。

画像を見るとその価値が十分にあると思える、非常に美しい車ですね。

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